太陽は、その人の「人生の目的」を表します。
太陽が、ホロスコープのどのハウス(室)に入っているかは、とても重要です。
なぜなら、太陽のハウスは、
…を示しているからです。
ハウスとは?
星座(サイン)が、惑星の「性質」を表すとすれば、
ハウスは、その惑星の力が発揮される分野や場所を表します。
そのため、その惑星の、より地上的、より具体的な働き方がわかるのです。
太陽のハウスで占う「人生の切り開き方」
さあ!あなたの太陽は、どのハウス(室)に入っていますか?
太陽のハウスを占えば「人生の切り開き方や使命」がわかるかもしれませんよ!
ご自分のハウスがわからない方はハウスを調べる方法をご覧くださいね。
第1ハウスの太陽
第1ハウスの太陽は、自分自身で人生を切り開きたい人。
「そのまんま」「自己流」がキーワードです。
あなたはありのままで、まわりから愛されるかもしれません。
また、その「楽観性」が成功を引き寄せるでしょう。
可能性は無限大!どんどん「自分らしさ」を押し出してゆきましょう。
しかし、自己主張が強いだけで、他人に無関心では嫌われてしまいます。
そこは注意しましょう。
第2ハウスの太陽
第2ハウスの太陽は「物心両面」でリッチな生き方ができる人。
ガツガツと社会に働きかけるのではなく、自分の中にあるもともとの資質を掘り出す…
そんな生き方によって、満足な人生を送れます。
松村先生は
・・・とおっしゃってます。
第3ハウスの太陽
第3ハウスの太陽は「知的な力」を持つ人です。
柔軟性や適応力があり、多芸多才かもしれません。
たいていのことはこなせるし、すんなりと、会社や地域社会に溶け込むことができるでしょう。
「知識欲が旺盛」なので、本を書くとか、IT・Web系の職業などが向いていそうです。
ただし、飽きやすかったり、子供っぽい人も多いです。
結果的に「無責任」になってしまう人もいます。
第4ハウスの太陽
第4ハウスの太陽は、知性よりも「心」を重視する人でしょう。
良心的で「温かい心」の持ち主であることが多いようです。
エリア・ウォーマー(その場にいる人の心を暖かくする人)としての力があります。
ですので、ただその場にいるだけで、重宝されそうです。
松村先生は
- 古風で保守的な人生観を持つ。
- 脈々と流れる伝統的な価値観の中に自分のアイデンティティを見いだす。
- そして、その良識の基準点になろうとする。
・・・とおっしゃてます。
心の面が強いので、「宗教家」などにも向くかもしれません。
第5ハウスの太陽
第5ハウスの太陽は、奔放なエンターティナー。
「冒険」や「遊び」…ワクワクの人生を送ることができます。
自分が楽しいだけではありません。
周りの人に「楽しみ」や「明るさ」をもたらすことができ、人気運があります。
臆することなく、ドラマティックな人生をエンジョイしましょう。
ただし、奔放過ぎて、あまり他人に迷惑をかけないように注意です。
芸術や芸能に適性があります。
女性は、恋愛も多くなりそうです。
第6ハウスの太陽
第6ハウスの太陽は「人の役に立ちたいという気持ち」があり、自分を訓練してゆくことができる人です。
要求される仕事を、忠実にこなすことができます。
使命感や責任感が強いので、「会社員」や「秘書的な仕事」などにも向いています。
キチンとした組織で、その力を発揮すれば、どんどん運命が開いてゆくでしょう。
ただし、「完全主義」や「仕事中毒」にならないように注意しましょう。
第7ハウスの太陽
第7ハウスの太陽の人は、パートナー次第の運命です。
「結婚」や「仕事の相手」によって、自分の能力が引き出されてゆくでしょう。
良いパートナーを得られれば、どんどん人生がグレードアップします。
組織のNO2などにも向いています。
また、商売をしている人にとっては、お客さんは「パートナー」になります。
ですので、どのようなお客さんを集められるかが「商売の成否」を左右するでしょう。
とは言え、パートナーに甘え過ぎてはいけません。
大事なことは、自分自身でしっかりと判断をしましょう。
他人の協力によって人生が開くタイプです。
対人関係を大切にしましょう!
第8ハウスの太陽
第8ハウスの太陽は、「組織」や「グループ」と深く関わることによって、人生が大きく変貌してゆくでしょう。
秘密結社などに関わる人もいるかもしれません。
また、先祖や親、あるいは、師の意志を継承することで、人生が開いてゆくことも多いでしょう。
- 生死に関係すること(病院・医療・葬儀・出産)
- オカルト(神秘学)
- 相続、継承すること(遺産相続)
- 調査・資金運用関係(保険・金融)
- 性的なこと(風俗産業)
…などに向いているかもしれません。
「通常とはちょっと違う世界」で活躍すると良いかもしれませんね。
一風変わったテイストを持っていることが多いので、変人あつかいされる事も。
第9ハウスの太陽
第9ハウスの太陽は、抽象的なこと、精神的なことに強い「哲学的」な人かもしれません。
学術的なこと、文化的なことで成功を収める可能性があります。
宗教、哲学、教育者、出版関係、ライターなどに向いているかも。
何かテーマを持ち、研究を続ければ、運が開けてゆくでしょう。
しかし、現実的なこと、地上的なことが苦手な人が多いので、時には地に足をつけて、ルーティンワークに身を投じてみることも必要です。
「異文化との関わり」や、「海外での活動」にも向きそうです。
第10ハウスの太陽
第10ハウスの太陽は、何にせよ、現実社会で力を発揮し、地位を上げてゆくことができる人です。
キャリア志向の人が多そうです。
組織の意向に沿って活躍できるので、出世できるかも。
業績を上げて「勝利者」となりましょう!
まれに、プライドが高く尊大な人がいるようです。
嫌われないように注意が必要です。
女性で10ハウス太陽の人は、「年上の人」や「社会的ステータスが高い人」が好みかもしれません。
第11ハウスの太陽
松村先生は11ハウスに関して、以下のようにおっしゃってます。
- 第10ハウスは社会的な達成の頂点。
- だが、ローカルな場所(10ハウス)での自己達成は制限が大きく、本当の意味での希望を満たす場所ではなかった。
- このことに気づいたとき、もっと普遍的で大きな達成を求めて、個人の活動の場は第11ハウスに移行する。
- 第10ハウスが今の社会だとしたら、第11ハウスは未来の社会を夢見て、まだ認められていないようなことを始める。
- それは、未来にこうなるべきであるというビジョンのもと、社会を改革するような活動になる。
第11ハウスの太陽の人は、今ある現実よりも、もっと未来に目を向けたいと思ってるかもしれません。
特定の地位や職場に縛られることは苦手です。
また、仕事以外に、何かの活動をすることが増える可能性があります。
社会を良くするために「改革運動」や「講習会」などに参加する人も多いでしょう。
「電波系」あるいは「オタク系」で、才能を発揮する人もいるかもしれません。
いずれにしろ、社会常識に縛られないことで力を発揮できそうです。
また、交友関係の中で力を発揮することもできそうですね。
親しいグループや友達と一緒にいる時などに、活躍のチャンスがあるかもしれませんよ。
第12ハウスの太陽
第12ハウスの太陽は、「深い意識」を持っている人です。
「求道者」と言っても良いくらいの人もいるのでは?
世間離れしたところがあるでしょう。
自分自身を含め、人々をあらゆる縛りから解放する力があります。
ですので、裏方の仕事
- 宗教家
- 芸術家
- セラピスト
- 精神分析家
- 社会福祉
…などで成功しやすいでしょう。
しかし、「隠遁者」になりやすいので注意しましょう。
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まとめ
今回は「太陽のハウス」による、人生の切り開き方や使命を解説しました。
いかがでしょう?
太陽が入っているハウス(室)によって、活躍できる分野ってマチマチですね。
皆さんも、ぜひ「運命が開く分野」で活躍することをオススメします。
こちらの記事は、松村先生の「完全マスター西洋占星術」を参考にしています。
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