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「インド占星術」の特長(ナクシャトラとティティ)

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インド占星術は西洋占星術と同じく、生年月日からホロスコープを作成して占います。

しかし、インド占星術は読み方に独特のものがあります。

このコーナーでは、インド占星術の特長(ナクシャトラとティティ)について解説してゆきます。

インド占星術のおおまかな特長についてはこちらをご覧ください。

インド占星術の特長

目次

インド占星術では月を重視する

インド占星術では、月を「チャンドラ(心)」と呼び、とても重視しています。

そもそも、インドで星占いと言うと月占いを指すことが多いらしいです。

それほど、インド占星術は月と密接な関係があるんですね。

月宿(ナクシャトラ)とは?

インド占星術では、12星座を更に細かく27個に区切って占います。

これを月宿(ナクシャトラ)と言います。

ご存じの通り、月は約27日間かけて地球の周りを移動します。

その際、1日ごとにその通り道を区切ったのが、月宿(ナクシャトラ)となります。

つまり、インド占星術は12星座ではなく「27星座」で占うようなものなのですね!

これは、宿曜占星術の27宿と一緒です。

星座・ナクシャトラ・27宿の対応表

以下は、星座、ナクシャトラ、27宿の対応表となります。

星座 ナクシャトラ 27宿
牡羊座アシュビニ婁宿
牡羊座バラニ胃宿
牡羊座と牡牛座にまたがるクリティカ昴宿
牡牛座ロヒニ畢宿
牡牛座と双子座にまたがるムリガシラス觜宿
双子座アルドラ ウナ参宿
双子座と蟹座にまたがるルヴァス井宿
蟹座プシュヤ鬼宿
蟹座アシュレヤ柳宿
獅子座マガー星宿
獅子座プールヴァ・パールグニ張宿
獅子座と乙女座にまたがるウッタラ・パールグニ翼宿
乙女座ハスタ軫宿
乙女座と天秤座にまたがるチトラ角宿
天秤座スワティ亢宿
天秤座と蠍座にまたがるヴィシャカ底宿
蠍座アヌラダー房宿
蠍座ジェスター心宿
射手座ムーラ尾宿
射手座プールヴァ・アシャダー箕宿
射手座と山羊座にまたがるウッタラ・アシャダー斗宿
山羊座シュラヴァナ女宿
山羊座と水瓶座にまたがるダニシュタ虚宿
水瓶座シュタビシャ危宿
水瓶座と魚座にまたがるプールヴァ・バードラパーダ室宿
魚座ウッタラ・バードラパーダ壁宿
魚座レヴァティ奎宿

27宿に関しては、水晶玉子さんの「オリエンタル占星術」をご覧になる事をお勧めします。

その人の月の配置を27宿に分けて相性を占うのが「オリエンタル占星術」です。
相性に関して、びっくりするほど当たります。

私、魔女っ子も「オリエンタル占星術」には、ハマりました。

月の姿(ティティ)とは?

更に、インド占星術では、月の位置だけでなく姿も重視します。

月は満月から新月になり、そしてまた新月から満月に戻りますよね?

インド占星術では、このような月のサイクルを30等分します。

そして、その時の月の姿で吉凶を占うのです。

つまり、満ち欠けによって変わる「月の形」で運命を占うわけです。

これをティティと呼びます。

基本的に欠けて行く月は「凶」、満ちて行く月は「吉」としているようです。

インド占星術は「月重視」の占い!

今回は、インド占星術の特長(ナクシャトラとティティ)について解説しました。

インド占星術は、すごく月を重視しているのがわかりますね。

西洋占星術では「月星座占い」もありますが、それはあくまで12星座しか使っていません。

でも、インド占星術は27宿を使った上に、更に30等分した月の形で占うんです。

なかなか、複雑そうですね。

はじめてインド占星術を学ぶ方には、一番わかりやすい はじめてのインド占星術がオススメ。

とてもわかりやすいですよ。

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