占星術で占うには「惑星の配置図」を出す必要があります。
その図面をホロスコープと言います。
ホロスコープは、その人の設計図です。
これにより、
- 未来
- 仕事
- 人間関係
- 恋愛
…など、色々なことがわかります。
今回は、占星術のホロスコープを作成する方法を解説しますね。
占星術の「ホロスコープ」の作り方
では、さっそく「ホロスコープの作り方」を解説してゆきましょう!
以前、ホロスコープを作るには「作成ソフト」が必要でした。
…しかし、これって、ダウンロードが必要だったりしてメンドウなんですよね(〃´o`)=3
でも、最近は、サイト上で簡単にホロスコープを作ることができます。
今回は「Astrodienst(アストロディーンスト)」を使って、ホロスコープの作り方を解説しますネ。
Astrodienst(アストロディーンスト)とは?
Astrodienst(アストロディーンスト)は、スイスのチューリッヒにある「占星学サイト」です。
そのコンテンツは、世界最大級です。
- 占星術の知識の勉強
- あらゆるチャートの作成
- アストロロジャー(占星家)のエッセイの閲覧
…など、なんでもそろっています。
多くの占星術家が、Astrodienstを利用しています。
無料で利用できます。
Astrodienstでホロスコープを作る「必要なデーター」
まず、Astrodienstでホロスコープを作るのに必要なデーターを確認しておきましょう。
生年月日・出生時間・出生場所
占星術のホロスコープを作るには、
- 生年月日
- 出生時間
- 出生場所
…が、必要になります。
このデーターを元に、ホロスコープを作ってゆきます。
出生時間がわからない人は?
出生時間がわからない人は「母子手帳」で調べるとわかります。
可能であれば、お母さんに聞いてみましょう。
どうしてもわからない場合は?
どうしても出生時間がわからない方は「出生時間不明」を選択して、ホロスコープを作成してみましょう。
それでも、鑑定は可能です。
Astrodienstで「出生時間不明」を選択します。
すると、1日のちょうど真ん中に当たる「PM12:00」で、ホロスコープが作られます。
これで、ある程度の鑑定は可能です。
(この場合、ハウスやASCなどの情報は出てきません。)
「海外(外国)」生まれでも、作成可能?
Astrodienstを使えば「海外生まれ」でもホロスコープを作成できます。
めんどうな時差を計算する必要はありません。
自分の生まれた国を入力するだけでOKです。
Astrodienstで、ホロスコープを作る
では、実際に「Astrodienst(アストロディーンスト)」を使って、ホロスコープを作ってみましょう。
まず、Astrodienstにアクセスします(無料です)。
「Astrodienst」最初の画面
最初は、以下のような画面になります。
言語が「英語」になっていたら?
もし、言語が「英語」になっていたら、右上のラインをクリックしてマイ・アストロを開きます。
そこの言語バーで日本を選択してください。
日本語表記に変わります。
「ホロスコープ各種作成チャート」をクリック
次に、「無料ホロスコープ」の中から、ホロスコープ各種作成チャートをクリックします。
データー入力ページに進む
すると、「出生データーによるさらなるチャート選択」という画面があらわれます。
「ここをクリックしてデーター入力ページに進んでください」と書かれたリンクをクリックしてください。
…すると「入力ページ」に進みます。
「データーの取り扱い」に関しての承諾
「データーの取り扱い」に関して、承諾を求められたら承諾しますをクリックしてください。
出生データーの入力
すると「出生データーの入力画面」になります。
ここで、出生データーを記入してゆきます。
生年月日と出生時刻の入力
名前
自分の名前を記入します。(ニックネームでもOKです。)
姓
記入してもしなくてもOKです。
性別
女性か男性かにチェックします。
誕生日
年、月、日を入力します。
時
出生時刻を入力します。
出生地の入力
国
日本で生まれた方は「JAPAN」を選択します。
外国で生まれた方は、その国を選択してください。
出生地
生まれた都市をローマ字で入力してください。
すると、自動的に「緯度・経度」が出てきます。
たとえば、nagoyaと入力すると、
「Nagoya, Japan, 35n10, 136e55」 と、自動的に名古屋の緯度・経度を入力してくれます。
ただし、あまりローカルな市町村は出て来ません。
その場合は、身近な都市を入力してみてください。
すべて記入が終わったら、続けるボタンをクリックします。
ご自分が生まれた場所の正確な「緯度・経度」を知りたい方は、出生地の緯度経度の調べ方をご覧ください。
プライバシーポリシー
この時、「私たちはあなたのプライバシーを尊重します」との英語表示が出ることがあります。
了解であれば、AGREE(同意)ボタンを押してください。
チャートの選択
次の画面では、どんなチャートを作成するのかを選択します。
なんか、ムツカシそうじゃない?
だいじょうぶ。基本的には何もいじらなくてOKです。
セクション
「円形チャート」になっていればOKです。
チャートタイプ
「出生図」になっていればOKです。
チャート表現様式
「標準のチャート様式」になっていればOKです。
表したいチャートの日付
こちらは、出生図には、あまり関係ありません。
現在の日付にしておいてください。
その他
- 黄道帯とハウス分割法のオプション
- ユーザー·プリファレンス
- 表示オプションと計算オプション
- その他のオブジェクト
…とありますが、とりあえず無視してOKです。
「クリックしてチャートを表示」と書かれたボタンを押してください。
ホロスコープの表示
すると、ホロスコープが表示されます。
惑星とサイン(星座)を見る
まずは、ご自分の太陽星座を見てみましょう。
この図では、赤い下線のマークが「惑星」を、オレンジの線で囲ったマークが「サイン(星座)」を表しています。
この方の場合は、太陽が「天秤座」となるわけですね。
「惑星」と「サイン(星座)」の対応表
図面の下部には、データー表があります。
これは「惑星」と「サイン(星座)」の対応表です。
- 太陽は天秤座
- 月は牡牛座
- 水星は天秤座
…など、ここからもご自分の惑星のサインがわかります。
アスペクト
こちらは、惑星と惑星の「角度」を表しています。
惑星同士の角度のことを「アスペクト」と言います。
占星術で占うには、アスペクトも重要です。
アスペクトについては、こちらを参考にしてください。
まとめ
今回は、占星術のホロスコープの作り方を解説しました。
Astrodienstなら、初心者でも、自分のホロスコープを簡単に作れます!
何はともあれ、やってみてくださいね!
コチラからどうぞ!
「水星」「金星」「火星」「木星」 ・・・ この太陽系には色々な惑星がありますよね? これらの惑星には、それぞれの意味や役割があります。 また、その惑星の「星座(サイン)」によっても、その働き方が違ってきます。 …
詳しく知りたい‼️
これからも、なるべくわかりやすく占星術の解説をこころがけてゆきますね。
Astrodienstのアスペクト表、読み方がわからないのですが、、
あ…「縦と横」の【クロスしたポイント】を見ると良いですよ。
たとえば、今回の表、
「太陽」と「火星」で、クロスしたところを見てください。
△になってますよね?
これは、トライン(120度)のマークです。
…つまり、太陽と火星は120度のアスペクトということです。