日本は、グレゴリオ暦という「太陽暦(太陽を中心とした暦)」を使ってますよね?
ですが、「太陰暦(月を中心とした暦)の方が、人のリズムに合う」と言われてます。
実は、太陰暦は、「人間のテンポ」に合ってるのでメリットが多いんですよね。
それだけではありません。
太陰暦が身近になれば、
…というテクニックも使いやすくなります。
今回は
- 太陽暦と太陰暦の違い
- 新月に願い事を書くと叶いやすい理由
- 「月の満ち欠け」で意識すべきこと
…などについて解説してゆきます。
太陽暦と太陰暦の違い
まず、太陽暦と太陰暦の違いをカンタンに説明します。
太陽暦とは?
太陽暦は、地球が太陽を一周するサイクルを1年としています。
この暦(こよみ)のメリットは、毎年の同月同日で季節や気候がほぼ一致することです。
そのため「種まき」や「収穫の時期」などを知りたいときにとても便利です。
現在、日本でも使っているグレゴリオ暦はこの太陽暦の一種なのです。
太陰暦とは?
太陰暦は、月の満ち欠けのサイクル(約29.5日)を一ヶ月としています。
そのため、月の初めの1日(ついたち)は必ず新月で、15日あたりは満月となります。
新月の時(1日)と満月の時(15日)は、潮の干満差の大きい「大潮」となりますよね?
そのため、太陰暦は「漁師」や「船乗り」にとって便利な暦となります。
上記は「詳解 月の占星術技法大全(神谷充彦氏著)」を参考にさせていただいてます。
太陰暦を使うと「自然なリズム」で生きることができる
昔(明治5年まで)の日本では、「月の満ち欠け」を基準にした太陰暦が使われていたそうです。
太陰暦を使うと「月のリズム」が生活に反映される
太陰暦では「新月」が一ヶ月の始まりになります。
なので、太陰暦を使うと「月のリズム」が生活に反映されやすくなります。
エーテル体と連動、体も心も自然なリズムになる
また、月は人のエーテル体と連動しています。
エーテル体とは、身体に一番影響を与える「気」のような物質です。
ですので、太陰暦を使うことで、人は体も心も自然なリズムで生きることができるのです。
- この生命リズムを、普段の生活の中に取り入れることができれば、色々なことが楽しく進むことになります。
- たとえば、何かをスタートする時、グレゴリオ暦の4月1日からという目安を使うよりも、4月の中にある新月の日からというふうにしてゆく。
- すると、生命のリズムのスピンに乗せた形でスタートできるので勢いがあり、他の人もそれに乗ってくるという結果になります。
月を利用すると、なぜ願望実現がしやすくなる?
いくら脳で念じても、なかなか願望って実現しませんよね?
それは、なぜでしょうか?
顕在意識には、現実を変えるほどのパワーはない
脳がアクセスしているのは顕在意識です。
顕在意識は、ある意味「外側の部分」です。
なので、それほど力がありません。
もっと深い部分=無意識に働きかけることができないと、現実を変えるほどのパワーを駆動できません。
月は「無意識」に通じているから、願望実現しやすくなる
ですが、月をうまく利用すると、願望実現しやすくなります。
なぜなら、月は「人の深い部分」・・・つまり「無意識」に通じているからです。
物事を動かす本当のパワーを持ってるのは、月が担当する「無意識部分」なのですね。
- 月は脳の無意識部分に関係している。
- あるいは、胃とも関係があり、これはハワイのカフナの低自我に関係している。
- 現実を動かしているのは、こういう領域だと言われている。
- 知性といった表層的な脳の作用は、考えたり認識したりするだけなので、何かを動かしたりはできない。
月は「本当の願望」しか実現しない!
先ほど、「月をうまく利用すると、願望実現しやすくなる」と申しました。
ですが、月は本当の願望しか実現できません。
本当の願望とは何か?
それは「自分の中心にインプットされている未来像」です。
そして、それは太陽の担当なのです。
月は「太陽の力」しか実現しない
松村先生は「願望実現」について、以下のように述べています。
- たとえば、その人の太陽の本性とはかけ離れた、言いかえれば真の目的からはずれた願望を抱いたなら・・・
- それを月にイメージ化してほしいと願っても、月は太陽の力しか実現しないのです。
そういうわけで、願望を実現したいなら
・・・のチェックが必要でしょう。
月は、やっぱり「太陽の光」を映し出しているんですね。
「太陽の本質」を知るには、
自分の太陽の「サビアンシンボル」をチェックするとイイかもしれませんね。
願いを叶えるには?新月の時、ノートに願望を書く!?
では、月の満ち欠け(朔望月)を使って、願いを叶えるにはどうしたら良いのでしょうか?
それには、新月の時、ノートに願望を書くと良いようです。
新月の時は、潜在意識が「まっさらな状態」になります。
そこに願望をインプットすることで、願望がスムーズに達成されやすくなるのです。
願望をノートに書く際の注意点
「願望をノートに書く際の注意点」を挙げておきますね。
簡潔に書く
あまり色々詰め込むのではなく、シンプルに書きましょう。
その方が、潜在意識が受け取りやすくなります。
肯定語で書く
「○○しない」など、否定語は使わないようにしましょう。
否定語であっても、潜在意識はそのまま受け取ってしまいます。
「怒られないようにする」などと書くと、「怒られる」意識がクローズアップされてしまうので注意が必要です。
完了形で書く(ただし、私は「決定形」で書くのをオススメします)
アファメーションでは、「○○した」という完了形で書くことが推奨されています。
「○○したい」という書き方をすると、まだそれが実現していない現実がやってきやすいからです。
しかし、完了形で書くのも、どこか不自然な感じがします。
なので、私は「○○する」という決定形で書くことをオススメしたいです。
相手を変えるのではなく、自分の状況を変えることに焦点を当てる
現実を変えるには、まず自分自身が変わらなくてはなりません。
ですので、相手を変えるような願望を持ってくることは避けましょう。
たとえば「○○さんに、私を好きになってもらいたい」などは避けた方が良いでしょう。
「顕在意識」で意識しない
願望は、潜在意識にインプットするから実現します。
「顕在意識」で意識しないように心掛けましょう。
たとえば、「○○になりたい」と何度も脳で念じていてはいけません。
「○○になる」と書いたら、あとは忘れてしまっているくらいが丁度良いようです。
身体を使うと、潜在意識にインプットされやすいかも。
たとえば「○○になる」と言いながら、両手を空に向かって広げるなど♡
ちなみに、新月に願いをかける習慣が日本で広まったのは、
ジャン・スピラーさんの著作「魂の願い 新月のソウルメイキング」が発端です。
月の満ち欠けによって、意識すべきこと
月は、新月→上弦の月→満月→下弦の月→新月と変化してゆきます。
その時々で、意識すべきはどんなことでしょうか?
松村先生の「月星座占星術講座」を参考にさせていただいて、整理してみました。
新月→上弦の月は「種まき」
新月から上弦の月までの一週間は、
- 自分を白紙の状態にして何かが降りてくるのを待つ
- 気の向くまま、興味の向くまま動いてみる
- 次第に意図が固まってくる
…ということを意識しましょう。
上弦の月→満月は「成長」
上弦の月→満月までの一週間は、
- 必要であれば軌道修正
- 色々な視点から検討
…などをして、意図を成長させてゆきます。
満月→下弦の月は「成果を出す」
満月→下弦の月までの一週間は、
- 意図がイメージに変わり
- そのイメージが形になり始め
…ます。
「成果が出始める」と言ってよいでしょう。
下弦の月→新月は「固める、そして終わらせる」
下弦の月→新月までの一週間は
- 形が固まったら不要な物を捨てる
- 次に向けて準備を始める
- 反省会などをする
…という期間になります。
「占い師になるためのサイト」もどうぞ!
占い師になるための姉妹サイト もあります。
「占いの副業」をやってみたい方は、ぜひご覧になってみてください↓
まとめ
今回は
- 太陽暦と太陰暦の違い
- 新月に願い事を書くと叶いやすい理由
- 「月の満ち欠け」で意識すべきこと
…などについて解説しました。
新月の時は、潜在意識が「まっさらな状態」になります。
そこに願望をインプットすることで、願望がスムーズに達成されやすくなりますよ。
気になる方は、試してみてはいかがでしょう?
約28日という短い間なので、一ヶ月で形にできそうな目標にすると良さそうですね。
その「小さな目標」を積み上げて、「大きな目標」を達成できるようにしましょう。