きっと、皆さんは、占星術の目線で「月」を見ることが多いと思います。
たとえば、月星座が蟹座の人の性格は○○とか、新月の日にお願いをすると願望を叶えやすいとか…。
しかし、月そのものに関してはあまり知らないのでは?
そんなわけで、今回は「月」に関して
- 役割
- 謎
- 不思議
…などを、解説してみたいと思います。
月の特長
月は、私たち地球人にとって、とても身近な天体ですよね?
私たちは、毎夜、月の光を浴び、月の引力を受けて過ごしています。
しかし、私たちは月の恩恵を受けて暮らしながらも、実は月のことを意外に知らないんじゃないでしょうか?
そんなわけで、このコーナーでは月とはどういう天体なのか…?
まずは基本をおさらいしたいと思います。
月は地球の周りをまわる「衛星」
ご存じの通り…月は地球の周りをまわっています。
水星や金星や火星などは、太陽の周りを回っており「惑星」と呼ばれています。
しかし、月は地球の周りを回っており衛星と呼ばれています。
「人口衛星」も地球の周りをグルグルまわってますもんね?
月は1つのサインを何日で通過する?
月の動きは速いです。約28日で地球の周りを一周してしまいます。
月は2時間で約1度進みます。
ということは、12星座の1つのサイン(30度)を60時間かけて通過することになります。
ですので、牡羊座⇒牡牛座⇒双子座など…一つのサインを約2日半かけて通過してゆきます。
月が地球に及ぼす影響
では、月が「地球に及ぼす影響」はどのようなものがあるのでしょうか?
月は強い引力を持っている
月には引力と言う、お互いを近付けようとする力があります。
これは私たちの想像以上に強いものです。
月の引力により地球がいびつになったり、地球の自転速度が変わってしまったりするそうです。
月の引力により、海(潮)の干満ができる
海の満ち引きにも月が影響しています。
満月の時や新月の時は、月の引力の影響がもっとも大きいです。
この時は、大潮と呼ばれ、海面がとんでもない所まで上昇することがあります。
また、上弦の月または下弦の月の時は、引力の影響がもっとも小さくなります。
この時は、小潮と呼ばれ、あまり海面の動きはありません。
月の引力により、地球の自転は安定していた!?
もし月がなかったら、地球の自転はすごく早くなってしまうそうです。
一説には6時間で一回転になるそうです!!
これでは1日が6時間しかなくなってしまいますね(._.)
また、自転が早いと、地上に猛烈な風が吹き荒れるそうです。
現在は、1日24時間ですし、大気も安定しています。
これも、月の引力のおかげなのですね。
月の引力により、四季が生まれている!?
なぜ地球に四季があるのでしょうか?
もちろん地軸が傾いているからです。
これにより、太陽光の当たる角度が季節によって変化し、四季が生まれるのです。
しかし、もし月がなかったら?…地軸の向きも変わるそうです。
月の引力によって、地軸の傾きが保たれているからです。
もし、月がなくなり、地軸の傾きがなくなってしまったらどうなるのでしょうか?
季節が消滅してしまうかもしれません。
月って本当にありがたい存在だったのですね(*_*)
月の謎・不思議
では、次に、月に関する「謎」や「不思議」を解消しましょう。
なぜ、月は満ち欠けする?
ご存じの通り、月には満ち欠けがあります。
「新月⇒上弦の月⇒満月⇒下弦の月」というサイクルを繰り返しています。
なぜ月に満ち欠けがあるのでしょうか?
もちろん、実際の月は変形するわけではありません。
私たちが見ているのは、月が反射している太陽の光で、その反射光の変化を満ち欠けとして見ているのです。
月の満ち欠けは、地球を軸とした太陽と月の角度で決まります。
下の番号と図面を合わせて見てください。
- 1→0度…新月
- 3→90度…上弦の月
- 5→180度…満月
- 7→270度…下弦の月
…地球から見ると、月はこのように満ち欠けして見えるわけです。
日食や月食が起こるのはなぜ?
では、「日食」や「月食」が起きるのはなぜなのでしょうか?
日食
日食は、真ん中に「月」をはさんで、「太陽」と「地球」が一直線に並ぶ時に起きます。
この時、地球から見ると太陽は月に隠れてしまいます。
太陽が月に“食われている”ように見えるわけです。
月食
月食は、真ん中に「地球」をはさんで、「太陽」と「月」が一直線に並ぶ時に起きます。
地球から見ると、月が太陽の光を反射できなくなっています。
そうなると、月は真っ暗になって見えなくなってしまいます。
これが月食です。
…しかし、実際は、波長が長い「赤い光」だけは月に届くようです。
ですので、月食の時、月は赤く光る\レッドムーン/になるらしいです。
日食と月食については、キャノン・サイエンスラボキッズさんのサイトがわかりやすいです。
月は自転してる?それともしていない?
月は自転しているのか?いないのか?
…これは色々と論争を起こしているようです。
地球から見ると、月はいつも同じ面しか向けていないのです。
これって自転してないのでは?
でも、学校の授業などでは「月は自転している」と教えます。
いったい事実はどうなってるの?
事実は…やっぱり自転してました。
上記の動画を見ると良くわかります。
月に関する不思議なウワサ
実は…月には沢山の謎があります。
そのため、色々な噂がささやかれているのです。
月は人を狂わせる?
英語では「狂気」のことを「ルナティック」と言います。
ルナはラテン語で月のことです。
古代ローマでも「狂人」のことを「月の人」という言葉で表しているらしいです。
満月の夜には、人が狼男に変身したり、マイケルジャクソンがスリラーに襲われたり、何かと良からぬ事件が起こると言われています。
…月にはやはり人を狂わせる魔力が宿っているのでしょうか?
月は、女性の生理と関係してる?
満月に出産が多かったり、生理になる人が多いと言う話を良く聞きますよね?
具体的に月がどのように女性の生理に関わっているかは不明です。
しかし、月の公転周期と女性の生理の周期が28日で一致していることは注目に値します。
月は人間の「生殖」に密かに影響を与えているのかもしれません。
月は地球ができる前から存在していた?
月に行ったアポロ飛行士達…
彼らが持ち帰ってきた月の石を調べてみたところ…
なんと!その石は太陽系の起源よりも古いことが判明したそうです。
という事は、月は太陽系ができるずっと以前から存在していた!?
また、月から帰って来たアポロ飛行士達のほとんどは、うつ病になったり、宗教を信仰し始めたり、オカルト研究家?になったりしているそうです。
…一体、彼らは月で何を見てしまったのでしょう??
月の中身は空洞だった?
惑星の内部構造を調べるにはどうするのでしょうか?
人工的に大地に「衝撃」を与え、それによって発生する地震波を測定するそうです。
たとえば、地球の大地に衝撃を与えると、最初は微震、次に一気にピークを迎え、その後は急速に地震波はおとろえて行きます。
しかし、月の大地に衝撃を与えると、小さな振動がだんだん大きくなってピークに達し、そのピークが長く続いた後、ゆっくりと衰えて行くらしいです。
実験によると、月の地震計は3時間20分もの間、振動を記録したそうです。
NASAの研究員は「まるでゴングのようだ」と発言したとのこと。
つまり、月の中身は空洞としか考えられないと言う事らしいのです。
…いったい、お月様の内部ってどういう構造をしているんでしょうかね?
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まとめ
今回は、意外に知らない「月」の特長・謎・不思議をお知らせしました。
いかがでしたでしょうか?
私たちは、意外に、「月」に関して知らないことが多かったかもしれませんね(^◇^)
今回の記事により、皆さまが、月の謎や不思議を知るキッカケになれば嬉しいです。
次回「月の占星術的意味」に続きます。