こちらの記事は「月の特長・謎・不思議」からの続きとなります。

占星術では、月が重要視されています。

それは、なぜでしょうか?

今回は、占星術における月の意味を考えてみます。

占星術における月の意味

月の占星術的意味

占星術では「月」をどう読んだら良いのでしょうか?

初心者の方は、わからない方もいらっしゃると思います。

そこで、月の占星術的な意味を簡単にオサライしておきましょう。

1.月は、人が一番ナチュラルになれる時を示す

月は、その人が「一番ナチュラルになれる時」を示しています。

たとえば、月星座が以下の方は、こんな時が自然な状態です。

  • 月星座「天秤座」→色々な人と関わっている時
  • 月星座「牡羊座」→自分一人で好きな事をやっている時
  • 月星座「蠍座」→特定の人と深く関わっている時
  • 月星座「双子座」→知識や情報を集めている時

それぞれの月星座の人は、上記のような時に「ホッ」とリラックスできます。

リラックスしてる時に「月星座の性質」が出てくる

また、逆に言うと、リラックスしていると「月星座の性質」がでてきます。

たとえば、太陽星座が「山羊座」、月星座が「双子座」の人がいるとします。

この方は、普段、会社ではしっかり者かもしれません。

しかし、帰宅してリラックスすると、一人でショッピングに出かけ、なかなか帰ってこないかもしれません。

悪魔っ子

双子座の「放浪グセ」が出てくるんだな。

魔女っ子

このように、リラックスすると「月の性質」が出てくるのです。

2.月は人の「性格の基礎」をつくる

月は、その人の「性格の基礎」を作ります。

それは、その人が幼少時に培った性質と言えます。

占星術の「年齢域」とは?

占星術には、年齢域という考え方があります。

これは、

人生の「ある年齢」の時に、特定の天体が影響を及ぼしている

…と言う考え方です。

たとえば、

  • 思春期には金星
  • 壮年期には火星
  • 年をとると土星

…と言うように、その年齢によって、特定の天体が影響を及ぼすわけです。

  • 思春期のようにワクワクときめく年齢では「金星」
  • 30代後半のバリバリ働く年齢では「火星」
  • 50代や60代の分別が働く年齢では「土星」

…が、人に影響を及ぼしているというわけです。

月の対応年齢域は「0歳~7歳」

そして、月の年齢域は「0歳~7歳」となります。

この時期は、赤ちゃんですから、周りのマネをして色々なモノを吸収する年齢です。

月は、このような幼少時に影響を及ぼすのです。

月は、人の性格の「基礎部分」を作る

月は幼少時に色々なものを吸収し、その人の「性質」を作る助けをします。

この時期に形成されたものは、その人の基礎となります。

ですので、一生を通してこのカラーが出てくることになります。

このようなわけで、月は人の性格の「基礎部分」を作っているのです。

3.月は「身近なこと」を表す

月は、どちらかと言うと「身近なこと」を表します。

人間関係・恋愛・衣食住などがわかる

月はとても身近な存在です。

それは、地球のすぐ近くを回っていることでもわかりますよね?

そのため、月は

  • 人間関係
  • 恋愛
  • 衣食住

…など「身近なこと」を表しています。

4.月は「欠損」を表す!?

月は、その人が持っている「ナチュラルな性質」です。

ですので、自分の月星座のまま生きていればとてもラクです。

しかし、月には、人を安住させてしまう性質があります。ですので、それ以上の発展がストップしてしまう可能性があるのです。

つまり、どちらかと言えば、

月は、人の長所ではなく「短所が出やすい」のです。
魔女っ子

この説は、以下の記事でくわしく解説しています。

占星術の月がもたらす「欠損」

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まとめ

今回は、占星術における「月」の意味を解説しました。

まとめると、占星術の月があらわすものは、

  • リラックスした時の「ナチュラルな自分」
  • 幼少時に培われた「基本的な性質」
  • 人間関係・恋愛・衣食住など「身近なこと」
  • 欠損している部分

…こんなところになりそうですね。

ホロスコープを読む際は、太陽だけでなく月も重要です。

上記の点に注意して、鑑定をしてみてくださいね。

魔女っ子

さらにくわしくは、

月星座占いとは?」をご覧ください。