西洋占星術には「アスペクト」という考え方があります。
アスペクトとは、星と星が作る「角度」です。
この角度によって、私たちの運勢が違ってくるのです。
太陽は、あなたが
- どういう方向に発展してゆくべきか?
- どんな創造的なチャレンジをしてゆくべきか?
…を担っています。
そのため、「太陽×惑星」のアスペクトは【自己実現】に関するテーマを表すことになります。
このコーナーでは、太陽と火星のアスペクトを解説してゆきます。
「太陽」と「火星」のアスペクトは何を表す?
では、「太陽」と「火星」のアスペクトは何を表しているのでしょうか?
自己実現にどう「行動力・攻撃力」が関わるか?
火星は、自分を打ち出す「行動力・攻撃力」をコントロールする星です。
太陽と火星のアスペクトは「自己実現に、どう行動力・攻撃力が関わるか?」を表します。
「太陽」と「火星」の各アスペクトの意味
では、太陽と火星のメジャー・アスペクト
- コンジャンクション(合)
- セクスタイル(60度)
- スクエア(90度)
- トライン(120度)
- オポジション(180度)
…の意味について解説します。
コンジャンクション(合)
太陽と火星のコンジャンクション(合)の人は、興奮しやすかったり、欲望が強かったりしませんか?
特に若いうちは、怒りっぽかったり、やり過ぎだったりの方が多いようです。
エネルギー過多で体を動かすのが好き。
また、エネルギーが余っており「性欲が強い」という方もいらっしゃるようです。
前向きに生きられるが、「ぼやぼや」や「はっきりしない」が嫌い
松村先生は
- 人生の難関を突破する気力がある
- しかし、曖昧でぼんやりしたものを嫌う傾向がある
…とおっしゃってます。
パワフル、前向きに生きられるアスペクトです。
ですが、「ぼやぼやしてる人」や「はっきりしない人」にはムラムラと怒りが湧いてくるかもしれません。
熱い心を持ってる人も多い
太陽と火星のコンジャンクションは熱い心を持ってる人も多そうです。
「ムッシュ10万ボルト」と呼ばれた、人気シャンソン歌手ジルベール・ベコー!
この方が、太陽と火星のコンジャンクションをお持ちですね。
ジルベール・ベコーは人を熱くさせます。
コンサートなんかも、すごく盛り上がります。
女性の場合、「勇気ある、元気盛んな男性」を好む
また、女性がこのアスペクトを持っている場合、勇気ある、元気盛んな男性を好むようです。
「エネルギッシュな男性」と結婚する傾向があるかもしれませんね。
セクスタイル(60度)
太陽と火星がセクスタイル(60度)の人は、元気に仕事をする方が多いのでは?
火星が間接的に、太陽を「やる気」にさせます。
前向きに取り組み、生産性がある人のようです。
スクエア(90度)
太陽と火星がスクエア(90度)の人は、時々、自制心が効かなくなり暴走してしまう…
そんな事はありませんか?
いつも、そういうわけではありません。
ですが、時々「火星のスイッチ」が入ります。
すると、挑発、言い過ぎ、やりすぎ、酒癖が悪い、奇行、暴力…など。
いきなり、出てしまう人も多いようです。
この配置の方は、ふだんガマンし過ぎてはいけません…。
マメに「火星の衝動」を解放してあげることが必要のようです。
ただし、年齢を重ねれば、この「攻撃性」をうまくコントロールし、
有効活用できるようになってくることが多いでしょう。
トライン(120度)
太陽と火星がトライン(120度)の人は、目的と行動に葛藤(かっとう)がありません。
ですので、目標達成のために、常に活発に動ける方が多いでしょう。
スムーズに自分の「行動リズム」を貫くことができる配置です。
手塚治虫さんが、このアスペクトを持ってますね。
死の直前までの43年間…ずっとマンガを書き続けていられたのは、
この配置あってのことかもしれませんね。
オポジション(180度)
太陽と火星がオポジション(180度)の人は、
- 情熱的で
- パワフル
- ノリやすい
…そんな人が多いのでは?
ややもすると「やりすぎ」な方もいらっしゃいます。
火星によって、太陽が過剰に動かされます。
ですので、無理なことをしたり、実力以上のことに飛び込んでいったりする可能性があります。
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まとめ
今回は、「太陽」と「火星」のアスペクト!占星術的な意味を解説しました。
太陽と火星のアスペクトは、なんというか、とにかく熱いですね。
うまく使えば、人生をエネルギッシュに生きられそう。
皆さんも、ご自分のアスペクトをチェックしてみてくださいね。
ちなみに、当記事は「完全マスター西洋占星術」と「アスペクト解釈大事典」を参考にさせて頂いてます。
「他の星のアスペクトの意味」を調べたい方は、ホロスコープのアスペクト一覧をご覧ください。