西洋占星術には「アスペクト」という考え方があります。
アスペクトとは、星と星が作る「角度」です。
この角度によって、私たちの運勢が違ってくるのです。
太陽は、あなたが
- どういう方向に発展してゆくべきか?
- どんな創造的なチャレンジをしてゆくべきか?
…を担っています。
そのため、「太陽×惑星」のアスペクトは、【自己実現】に関するテーマを表すことになります。
このコーナーでは、「太陽と冥王星のアスペクト」を解説してゆきます。
「太陽」と「冥王星」のアスペクトは何を表す?
では、「太陽」と「冥王星」のアスペクトは何を表しているのでしょうか?
自己実現にどう「未知のパワー」が関わるか?
冥王星は「未知のパワー」を表す星です。
これは無意識の奥底からくる絶対的な意志のようなものです。
太陽と冥王星のアスペクトは、自分の人生に「未知の絶対的な意志」がどう関わって来るのかを示します。
「太陽」と「冥王星」の各アスペクトの意味
では、太陽と冥王星のメジャー・アスペクト
- コンジャンクション(合)
- セクスタイル(60度)
- スクエア(90度)
- トライン(120度)
- オポジション(180度)
…の意味について解説します。
太陽と冥王星のコンジャンクション(合)
太陽と冥王星がコンジャンクション(合)の人は、魔王的な人が多いのではないでしょうか?
その「善悪を超えたパワー」と、「妥協のない意志」は他を圧倒します。
松村先生は、
- やむにやまれぬ、口では説明できない衝動に駆り立てられて行動する
- 徹底さを追求するがゆえ、人生の軌跡が極端になりがち
- 窮地に陥らないとスイッチが入らない
- 大それたチャレンジをする
…とおっしゃってます。
作家の太宰治さんがこのアスペクトをお持ちですね。
双子座でのコンジャンクションです。
だから、あのように「深刻で重いテーマ」を、命を削って書き残すことができたのですね。
太陽と冥王星のセクスタイル(60度)
太陽と冥王星がセクスタイル(60度)の人は、強い援助を得られる「お得な配置」かもしれません。
人によっては、スポンサー運があるかも?
松村先生は
- スペシャルな力に支えられて、目的意識が前進する
- 友人や他者からやってくる力づけ
- ただし、予想しないものも持ち込まれてくる
…とおっしゃってます。
太陽と冥王星のスクエア(90度)
太陽と冥王星がスクエア(90度)の人は、定期的に大きな方向転換がある人です。
それは挫折であったり、病気であったり、重い危機状態であるかもしれません。
しかも、それらが強制的に起こってきます。
ただし、それが悪いわけではありません。
この方の人生は、そういう試練によって更にスケールアップして行くのです。
松村先生は
- 太陽の力をはるかに超えた成功をする人もいる
- 逆に、太陽が押しつぶされている人もいる
- この恐ろしいもの(冥王星)をどう扱うかで、人生は極端に違ってくる
- 個人の範囲ではとうてい扱えないような大きなテーマに取り組むケースもある
…とおっしゃってます。
女性の場合は、「太陽=男性」となることもあります。
そうすると、男性側の急な方向転換…
たとえば、心変わり、裏切り、婚約の破棄などもあり得ます。
(あくまで悪く出た場合です)
太陽と冥王星のトライン(120度)
太陽と冥王星がトライン(120度)の人は、粘り強く、また、打たれ強い人です。
自分の目的を貫徹する意志を曲げません。
松村先生は
- 転んでも、また起き上がる
- やめたものをやり直すことが多い
- 個人の意志が及ばないところから、助けになるものがいつもやってくる
…とおっしゃってます。
菅義偉首相は、この配置ですね。
意志が強くて、ねばり強そうですよね~。
WBCで、日本を優勝に導いた栗山英樹監督もこのアスペクトですよ。
とことん選手を信頼して、揺らがないところにこの配置の特徴が出てたかも…。
太陽と冥王星のオポジション(180度)
太陽と冥王星がオポジション(180度)の人は、無理なこと、極端なことをすることが多いでしょう。
「ほどほどの生き方」や「妥協」のできない人生かもしれません。
松村先生は
- 人に合わせて生きることは難しい人生
- 表向きの軽い生き方は失われる
- 非常に個性的な人が多い
- その人らしい目的や使命がある
- 日常的な普通の成功では満足できない
- 女性の場合は、付き合う男性に知らず知らずムリを要求する
…とおっしゃってます。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
太陽と冥王星のアスペクトは、良かれ悪しかれ「ただものではない」ですね。
皆さんも、ご自分のアスペクトをチェックしてみてくださいね。
ちなみに、当記事は「完全マスター西洋占星術」と「アスペクト解釈大事典」を参考にさせて頂いてます。
「他の星のアスペクトの意味」を調べたい方は、ホロスコープのアスペクト一覧をご覧ください。