金星が表すもの…
それは「○○が好き」というような、自分の嗜好(しこう)です。
ですので、「趣味」や「道楽」などに関係があります。
また、金星は魅力の星でもあり、他人に「心地よい感じ」を与えます。
金星がどのハウス(室)に入っているかで、あなたの「嗜好や魅力」が
- どんな場面で展開されるか?
- どのように発揮されるか?
…がわかるかもしれません。
金星のハウスでわかる「あなたの嗜好と魅力」
では、ホロスコープの金星が入っているハウスで、あなたの嗜好と魅力を見てゆきましょう(*^^*)
ご自分のハウスがわからない方はハウスを調べる方法をご覧ください。
1ハウスの金星
1ハウスに金星がある人は、愛情が豊かで「優しい人」です。
人を傷つけないよう気をつけるナイーブさを持ち合わせています。
また、生まれながらにして、可愛らしさや美貌を持つ人が多く、人を惹きつける魅力があるでしょう。
自分自身でも、「魅力的でありたい」と思い、そのようにふるまうことも多いのではないでしょうか。
ただし、
- 情に流されやすい
- 依頼心が強い
- 努力があまり好きでない
…などの傾向があるかもしれません。
2ハウスの金星
2ハウスの金星は、 「物質的に贅沢をしたい気持ち」が強まるでしょう。
自分の魅力を活かしたり、好きなことをすることで、経済的に豊かになることができます。
趣味や道楽で収入を得ることも可能でしょう。
音楽や絵画など、アートの才能がある人も多いようです。
3ハウスの金星
3ハウスの金星は、朗らかなコミュニケーション能力があります。
楽しい会話ができるので、相手を飽きさせません。
広く浅く、バラエティーに富んだ情報を集めることが上手のようです。
4ハウスの金星
4ハウスの金星は、のほほんとして「楽天家な印象」を他人に与えるかもしれません。
暖かい情があり、安心できるキャラとして重宝されるでしょう。
家庭を築くことに喜びを感じ、家の中を平和で「ほんわか」したものにする才能がある人も多いようです。
5ハウスの金星
5ハウスの金星は、感性が若く、元気があります。
子供にも人気があり、人を元気にするパワーを持っていそうです。
松村先生は
…とおっしゃってます。
恋愛を楽しんだり、遊ぶことが好きそうです。
6ハウスの金星
6ハウスの金星は、人のために働くことに喜びを感じるでしょう。
親切で「サービス精神」があるので、職場で人気が出そうです。
奉仕活動、サービス業、ファッション関係、美容・健康関係などの仕事に向いていそうです。
7ハウスの金星
7ハウスの金星は、楽しくて平和な人間関係が好きそうです。
パートナーにも、そのような人を選ぶでしょう。
松村先生は「愛嬌ある結婚相手を選ぶ」とおっしゃってます。
8ハウスの金星
8ハウスの金星は、相手の気持ちに敏感で、人の気持ちが良くわかります。
また、ちょっと甘えん坊で、セックスアピールがありそうです。
金星の年齢期の16歳~25歳で「性的体験」をすることがあるかもしれません。
松村先生は
…とおっしゃってます。
他人からカワイがられる「小悪魔的な魅力」を持っているかもしれません。
また、結婚によってポケットマネーが増えるようですよ。
9ハウスの金星
9ハウスの金星は、どことなしに洗練され、哲学的魅力があるかもしれません。
愛情に「精神性」「哲学性」「文化性」が加わる配置です。
ですので、生活臭のある平凡な恋愛や結婚には、向かないかもしれません。
松村先生は、
- 愛情は理念的。すなわち、皮膚感覚なところに基づく愛ではない。
- 道徳、倫理、博愛などの精神性が加わった形での、理想的な愛情生活を求める。
- グレードアップする愛情なので、じっと同じ相手と愛情生活を続けるのは苦手。
…と、おっしゃってます。
「稽古事」や「習い事」を好きな人が多く、
また、「海外」で楽しい出来事に出会いやすいようです。
10ハウスの金星
10ハウスの金星は、社会的にステイタスを得ることが好きかもしれません。
華のある雰囲気で、人気を得ることができるので、「芸術的」「芸能的」「社交的」な職業が良いようです。
松村先生は、
- 自分を演出することにたけている。
- 年長者を持ち上げるのがうまい。
- ファッション関連、美容、レジャー、エンターテイメント関係などに向いている。
…とおっしゃってます。
ただし、純粋に「会社勤め」や「社会集団に属する」のが好きという人もいるでしょう。
11ハウスの金星
11ハウス金星は、ヒューマニズム的かもしれません。
性別、人種、年齢などで人を差別せず、わけへだてなく接することができます。
ですので、友達が多いかもしれません。
「趣味」や「楽しみ」を共有しつつ、友達の輪を広げることができるでしょう。
適度な距離を保ちながら、人とかかわることができます。
SNSなど、ネット上で、交流を深めることも得意そうです。
第12ハウスの金星
12ハウスの金星は、「占い」が好きだったり、「すみっコぐらし」が好きだったり…日の当たらないことに、心をときめかすかもしれません。
また、恋愛に対して「日常ではあり得ないロマン」を求めることもあるようです。
たとえば、相手が王子様だったり、宇宙から来た人だったり…
そんな非日常的なことを望んでいるかもしれません。
12ハウスが金星の人は、そんな「普通の人と違った」嗜好と魅力をそなえています。
松村先生は「博愛としての奉仕に目覚めると落ち着く」と、おっしゃってます。
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まとめ
…いかがでしょう?
自分の金星が入っているハウス(室)によって、「嗜好」と「魅力」は人それぞれです。
皆さんも、ご自分の魅力を活かして、ポジティブな人生を送って下さいネ。
この記事は、松村先生の「完全マスター西洋占星術」を参考にしています。
惑星別「ハウスの意味」はこちら!