火星は「攻撃力」の星です。

火星は、この社会でちゃんと自己主張をすることができるよう、あなたに「戦う力」を与えてくれているのです。

そういうわけで、火星のハウスによって「あなたがどの分野で攻撃力を生かせるのか?」がわかります。

しかし、逆に、その攻撃力がトラブルの火種になることもあり得ます(>_<)

今回は、火星が入っているハウスから、あなたの

  • 攻撃力が生かされる分野
  • トラブルの火種

…を解説します。

お客様

ご自分のハウスがわからない方はハウスを調べる方法をご覧ください。

占星術のハウス(室)とは?

星座(サイン)が、惑星の「性質」を表すとすれば、

ハウスは、その惑星の力が発揮される「分野や場所」を表します。

そのため、その惑星の、より地上的、より具体的な働き方がわかるのです。

火星のハウスが示す「攻撃力の生きる分野」「トラブルの火種」

では、それぞれの「火星が入っているハウス」を見てゆきましょう。

1ハウスの火星

1ハウスの火星は、考える前に行動してしまい、コントロールが効かないことが多いでしょう。

また、いつも、未知へのチャレンジをしようとする性質があります。

人によっては「衝動的」「無謀」なところもあります。

アグレッシブなのはいいですが、トラブルが勃発しやすいかもしれません。

魔女っ子

どのような衝動が、あなたを突き動かすかは「火星のサイン」によります。

2ハウスの火星

2ハウスの火星は、「自分の能力」を武器にして戦うことができます。

また、お金を稼ぐことで、自分のテンションが上がるでしょう。

会社員ではなく、起業や自営をするのに向いているかもしれません。

ただし、2ハウスの火星は、金銭感覚が荒い人が多いようです。

無駄使いには注意しましょう。

魔女っ子

松村先生によると、2ハウスが火星の人は、

遺伝的に「運動能力」などの面で何かを受け継いでいることも多いようです。

3ハウスの火星

3ハウスの火星は、好奇心が強く「知的な探究」をすることで、元気になります。

また、「頭脳活動」が活発で、状況判断が早く、機敏な人が多いでしょう。

しかし、自己主張が強く、周りの人を自分の意見に従わせようとする「強引さ」がある人もいるようです。

魔女っ子

「辛辣」「言い過ぎ」になる傾向もあるようですので、注意してくださいね。

4ハウスの火星

4ハウスの火星は、家の中を元気にすることができるでしょう。

また、「家」という狭い範囲だけではなく「今いる環境」を活気に満ちあふれたものにすることができます。

ですので、たとえば、「自分の家庭」や「地域社会」を賑やかなものにすることもできるでしょう。

ただし、

  • 親との関係がうまく行かない
  • 家庭の中が揉める
  • 不動産にトラブルがある

…など。

家の中に「火種」があることも多いかもしれません。

魔女っ子

早々と、家から独立する人も多いようです。

5ハウスの火星

5ハウスの火星は遊び好き。

スポーツ、レジャー、恋愛、勝負事などに熱くなりそうです。

平凡で退屈な人生には、耐えられないかもしれません。

しかし、人生と言うものは、たいてい「普通」です。

そのため、自分で積極的に切り開いてゆかねばなりません。

そうしないと、「無気力」「自堕落」「引きこもり」などになる可能性もあります。

6ハウスの火星

6ハウスの火星は働き者。

たった一人でも、自発的に仕事をします。

自分を律することができ、まじめで、仕事熱心、作業のペースが速いでしょう。

有意義な仕事をやり遂げることで、達成感を味わえます。

「仕事の適性」は火星のサインにもよりますが、どんな仕事でもしっかりとこなせそうです。

魔女っ子

ただし、働き過ぎで身体を壊さないように注意。




7ハウスの火星

7ハウスの火星は、松村先生によると

  • 相手の攻撃性の中に、自分の意思を投影する
  • 他人との関係に深入りし過ぎる
  • 積極的で行動的なパートナーを持つ

…などの特長があるようです。

積極的・活動的な人に好感を持ち、援護射撃をする

「相手の攻撃性の中に、自分の意思を投影する」とは、どういうことでしょうか?

自分の中にある「攻撃性」をあからさまに出さず、相手を通してそれを実行するということです。

ですので、たとえば、自分と同じ考えをパワフルに打ち出している人に好感を持ち、援護射撃をする…

などが考えられます。

これは、実は、相手に自分の意思を投影していることになります。

相手との関係に深入りしたり、熱中したりする

また、「他人との関係に深入りし過ぎる」とは、どういうことでしょうか?

7ハウスの火星は「対人関係」を通してでないと力が発揮できないのです。

そのため、相手との関係に深入りしたり、熱中したりすることになります。

その結果、親密な相手やパートナーに対して、口やかましくなったりすることもあります。

魔女っ子

いずれにしろ、「7室の火星」は、相手関係を通して、自己表現をしてゆく傾向があります。

悪魔っ子

7ハウスの火星の人は、結婚に「火種」がある人も多いみたいだな。

他人に対してカッとすることがあれば、それは自分自身のこと

また、自分自身を他人に投影して、裁いてしまうというパターンもありそうです。

相手の中に「自分の罪」を見出して、相手を責めてしまうわけです。

他人に対してカッとすることがあれば、それは自分自身のことだと思った方が良いです。

8ハウスの火星

8ハウスの火星は、「情念」が強い傾向があります。

相手との関係がディープになりがちでしょう。

しかし、8ハウスの火星は、相手とのカベを壊し、密接な関係を作ることで力がもたらされます。

ですので、ディープな関係は、むしろ良いことになります。

ただし、感情的なイザコザが元で、トラブルになりやすいので注意が必要です。

悪魔っ子

「ストーカー」とかにならないように注意が必要だな。

魔女っ子

また、女性の場合、この配置は、男性と「深入りする関係」を表すようです。

9ハウスの火星

9ハウスの火星は、思想、哲学、教養、研究などに熱中することが多いでしょう。

自分の信念に対して忠実で、議論好きな人も多いようです。

松村先生は、

  • 火星は強調する癖があるので、考え方や思想が強く強調される
  • つまり、議論する時も、意思表示がはっきりしてくることになる

・・・とおっしゃってます。

思想的なことで、あまりエキサイトしないように、注意しましょう。

魔女っ子

海外にゆくことで、元気になったり、運が開く人も多いようです。

10ハウスの火星

10ハウスの火星は、誰よりも仕事を一所懸命やろうとするかもしれません。

まじめ…と言うか、競争に勝ち「キャリアアップ」を目指したいのです。

仕事で成功して、地位を獲得したい気持ち(野心)が、人一倍強いでしょう。

魔女っ子

仕事において、戦闘的な人が多いようです。

あまり、まわりに敵を作らないように注意しましょう。

11ハウスの火星

松村先生は、「11ハウスは複数の人と共有する遊びを意味する」とおっしゃってます。

そういうわけで、11ハウスの火星は、仕事ではなく、クラブやサークルなどに参加するのが好きかもしれません。

また、友人たちと何か未来的なことをするのに熱中するかもしれません。

魔女っ子

それが昂じて、市民運動や社会運動などに参加する人もいるようです。

12ハウスの火星

12ハウスの火星は、人目に触れない場所で活発になります。

「インターネット上」や「秘密の場所」で、積極的になる人も多いでしょう。

不正や不倫などに熱中しないよう、注意が必要です。

また、12ハウスの火星は、自分の攻撃性が表に出にくいので、心に「不発弾」を抱えやすいでしょう。

そのため、何かをキッカケにいきなり大爆発することがあります。

日頃から、自分の気持ちを外に出してゆく工夫が必要かもしれません。

魔女っ子

ネットなどでの匿名の活動、あるいは、ボランティアなどでエネルギーを発散すると良いようです。

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ヘルメス

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まとめ

いかがでしたか?

自分の「火星」が入っているハウス(室)によって、

  • どんな分野で攻撃力を生かせるのか
  • どんなトラブルの火種があるのか

…本当に人それぞれですネ。

皆さんも、ご自分が抱えやすい火種には、日頃から気をつけておきましょう。

お客様

ちなみにこの記事は、

松村先生の「完全マスター西洋占星術」「火星占星術講座」を参考にさせていただいてます。

魔女っ子

惑星別「ハウスの意味」はこちら!