西洋占星術には「アスペクト」という考え方があります。
アスペクトとは、星と星が作る「角度」です。
この角度によって、私たちの運勢が違ってくるのです。
このコーナーでは、「水星と火星のアスペクト」を解説してゆきます。
「水星」と「火星」のアスペクトの意味
水星は、
- 知性
- 言語力
- 工夫する力
- コミュニケーション能力
- 実務能力
…などを表しています。
では、火星とアスペクトすると、どんな意味になるのでしょうか?
攻撃的な知力
火星は、自分自身の力を積極的に打ち出してゆく星です。
集中力や攻撃力があります。
水星は「知性」や「表現」の星ですので、そこに熱いものが加わります。
ですので、水星と火星のアスペクトは、攻撃的な知力といって良いでしょう。
「物事を批判する力」や「専門分野への集中力」などもでてきます。
「水星」と「火星」の各アスペクトの意味
では、水星と火星のメジャー・アスペクト
- コンジャンクション(合)
- セクスタイル(60度)
- スクエア(90度)
- トライン(120度)
- オポジション(180度)
…の意味について解説します。
コンジャンクション(合)
水星と火星がコンジャンクション(合)の人は、切れ味の良い、鋭い知性を持ってませんか?
他者に対し、強くアピールすることができるでしょう。
言動が「いなせ」かもしれません。
(=勇み肌で、さっぱりしている)
松村先生は
…とおっしゃってます。
「機敏さ」と「細かい動き」
また、運動能力という点では、水星の機敏さが加わります。
松村先生は
…とおっしゃってます。
格闘家の青木真也さんが、このアスペクトを持ってますね。
あの電光石火の寝技は、この配置の賜物?
セクスタイル(60度)
水星と火星がセクスタイル(60度)の人は、「実務能力」に秀でているでしょう。
臨機応変、かつ、しっかりした手順を踏んで仕事をする有能な人が多そうです。
スクエア(90度)
水星と火星がスクエア(90度)の人は、「不穏な発言」が多くなるかもしれません。
考える前に言葉がでてきて、その場の雰囲気をぶち壊す可能性があります。
また、「せっかち」「早合点」…などの傾向があるかもしれません。
トライン(120度)
水星と火星がトライン(120度)の人は、事業をスムーズに推進する力があります。
生産性を向上させ、グレードアップさせることができるでしょう。
もちろん、活動もスムーズですし、勢いもあります。
「スピード感のある事務処理能力」、「勢いのある表現力・弁舌力」なども備えています。
スポーツなどでは、
- 機敏さ
- 細かい動き
- クレバーな攻撃
…ができるようになります。
ボクシングのバンタム級チャンピオン井上尚弥さんは、この配置ですね。
オポジション(180度)
水星と火星がオポジション(180度)の人は、「対外的に主張する力」が強くでてきます。
ですので、人とトラブルを起こしやすくなったり、やり過ぎの人になるかもしれません。
松村先生は「言い過ぎや断定するとか、批判が過ぎるなどになりやすい」…そんな旨をおっしゃってます。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
水星と火星のアスペクトは、良かれ悪しかれ、実務や表現にパワーが出てきそうですね。
皆さんも、ご自分のアスペクトをチェックしてみてくださいね。
ちなみに、当記事は「完全マスター西洋占星術」と「アスペクト解釈大事典」を参考にさせて頂いてます。
「他の星のアスペクトの意味」を調べたい方は、ホロスコープのアスペクト一覧をご覧ください。