以前、太陽と月とASCの関係を解説したことがあります。
今回は、さらに深い部分を考察してみたいと思います。

目次
太陽と月とASCの守備範囲
人間の構造を、太陽と月とASCで単純に区分けすると
- 太陽→目的・使命(スピリット)
- 月→性格・性質(パーソナリティー)
- ASC→肉体的・感情的・本能的自分(フィジカル)
…と考えられます。
太陽が人間の中核(霊・スピリット)とすると、月は(エーテル・パーソナリティー)となり、ASCは(肉体・本能)となります。
太陽→月→ASCとなるに従って、肉体に近づいてゆく

太陽→月→ASCとなるに従って、運命の展開は肉体に近づいてゆきます。
惑星の動きで考えた場合、
- 太陽は天球を365日で一周する
- 月は天球を28日で一周する
- ASCは天球を1日で一周する
…と、このようになります。
太陽→月→ASCと近づくに従って、ホロスコープが人に与える影響は「より地上的」になります。
つまり、肉体的になってゆくという事がわかります。
だから、アセンダントで体形とかがわかるんですね?
テニスボールの例
ちょっと例をあげて説明してみましょう。
ここにテニスボールが1つあると考えてください。
このテニスボールを「太陽」「月」「ASC」の側面から説明してみます。
太陽的な説明(目的・使命)
- テニスの試合に使うもの
- レクリエーションをするもの
- ラケットで打って遊ぶもの
月的な説明(性格・性質)
- 楽しく遊べる
- 良くハネる
- どこに飛ぶかわからない
ASC的な説明(肉体・本能)
- 丸い
- 意外に硬い
- 握っていると安心する
太陽、月、ASCが人の意識に及ぼす影響

太陽、月、ASCは、人の意識とどう関わっているのでしょうか?
- 太陽は天球を365日で一周する
- 月は天球を28日で一周する
- ASCは天球を1日で一周する
…上記を踏まえると、
- 太陽→年スパン(イヤーリー)
- 月→月スパン(マンスリー)
- ASC→1日スパン(デイリー)
…という「時間的スパン」があることが想像できます。
長いスパンは太陽、短いスパンは月やASC
つまり、人は
- 「数ヵ月後~数年後にはこうなりたい」と意志する時→太陽の影響を受けている(年スパン)
- 「数日後~数ヵ月後にはこうしたい」と感じる時→月の影響を受けている(月スパン)
- 「今日はこんな風に過ごそうかな~」と思う時→ASCの影響を受けている(1日スパン)
と言うように考えられます。
ですので、
- 「今後の人生をどう実現して行くか?」は太陽
- 「今年の夏はどこに行こうか?」など近い未来の希望は月
- 「今日のご飯はどうする?」などの間近な行動はASC
…が、それぞれ担っていると考えられます。
太陽、月、ASCが男女関係に及ぼす影響
太陽、月、ASCを男女関係に当てはめて考えると…
- 太陽→結婚
- 月→恋愛
- ASC→普段の接触
というように考えられます。
つまり
- 結婚を含めた将来の人生設計は「太陽」
- 近い未来を含む恋愛は「月」(夏は一緒に祭りに行こうとか、冬はスキーに行こうとか)
- ごく身近な接触は「ASC」(ちょっとフィーリングがあうとか、肌感覚が合うとか)
…を表すのではないでしょうか?
結婚は太陽、恋愛は月
以上のことから、
- 結婚を含めた将来の設計はお互いの太陽星座で
- 恋愛に関してはお互いの月星座で
- 日常のやりとりなどはお互いのASCで
…このように、相性を観てゆくのが良いのではないかと思います。
まとめ
以上、魔女っ子の太陽、月、ASCに対する推察となります。
あくまで推察です(///ω///)♪
皆さんも、色々考えてみてくださいね。

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