皆さん!
人にはそれぞれ「不安定なツボ」がある、というのはご存知でしたか?
たとえば…
- デキル上司なのに、なぜか「酒」で身を持ち崩す
- モテるのに、なぜか「離婚」を繰り返す
- いい人なのに、なぜか「金」にだらしない
- 美人なのに、なぜか「メンヘラ」
…このように、人にはなぜか必ず「不安定なツボ」というものがあるんですね~。
いったいなぜ、そんなツボがあるのでしょうか?
そしてそれは、どこからもたらされるものなのでしょうか?
今日はそんな疑問にお答えしてゆきたいと思います。
あなたの「不安定なツボ」は海王星から来る!
海王星は
- 霊感
- インスピレーション
- 芸術的感覚
…などをもたらす星です。
しかし、マイナスに働くと
- 曖昧
- 混沌
- 現実逃避
- 自己犠牲
…など、\不安定さ/をもたらします。
海王星は、その人にとって「霊的なアンテナ」になります。
ですが、場合によっては不安定なツボにもなるのです。
海王星ってどんな星?
では、そんな海王星は、いったいどんな星なのでしょうか?
- 海王星とはどんな星?
-
海王星が発見されたのは1846年です。
この時代は「オカルト学」や「神智学」が広まり、フロイトによって「無意識」という概念が提唱され始めた時代らしいです。
つまり、人々が目に見えないものの価値を認識し始めた時代ですね。
そういうわけで、海王星は目に見えない部分や、人間の「無意識」に作用すると考えてよいでしょう。
- 海王星はどんなものをもたらす?
-
海王星の公転周期は165年です。
これは、人の一生より長いです。
つまり、海王星は「個人を超えたもの」をもたらすのです。
松村先生は、海王星にかんして、
- 個人では無理だが、集団で引き継ぎながら継続する意志、つまり「民族的な意志」や「集団意識」をもたらす。
- 個人の範囲を超えた大きな心理的なエネルギーのプールのようなところから、新しい活力や現状打破の可能性を拾ってくる。
…とおっしゃってます。
人類全体としての「夢やロマン」「将来のビジョン」なども、もたらされそうですね。
- なぜ、海王星は「不安定なツボ」になる?
-
人間の狭い知性では、海王星のエネルギーを受けとりきれません。
あまりに深く、ディープなビジョンなので「対処不可能」になるのです。
ですので、人によっては、現実生活に支障をきたすことがあるのです。
しかし、海王星のエネルギーをちゃんと受け取り、形にできる人もいます。
そういう人は、偉大な改革者になったり、素晴らしい発明をしたり、芸術家になったりします。
- 海王星の「星座」が重要なのですか?
-
もちろん星座は重要です。
ただし海王星はひとつの星座に約14年間も留まっています。
ですので、同世代の人の海王星はだいたい同じです。
そういうわけで、とうぜんですが、
星座だけでなく、海王星の入っている「ハウス」や「アスペクト」なども重要になってきます。
まとめ
今回は、占星術の「海王星」の意味や働きを解説しました。
海王星は「超感覚」に属する星です。
人間に「インスピレーション」や「霊感」をもたらしますが、場合によっては、現実から遊離させることもします。
そんなわけで、ホロスコープの海王星を見ることによって、あなたの「不安定なツボ」がわかるかもしれませんよ。
この記事は、松村先生の「完全マスター西洋占星術」を参考にしています。
海王星は165年のサイクルで太陽の周りを一周します。 海王星が1つの星座(サイン)に留まるのは約14年! 同世代の人の海王星は、ほとんど同じサインだと思って良いでしょう。 海王星は「インスピレーション」の星 …