本日は、占星術のサビアンシンボル「20度」について考えてみたいと思います。

松村先生によると、20度は「環境に振り回されない」という数字のようです。

サビアンシンボルとは?

まず、最初にサビアンシンボルについて説明します。

サビアンシンボルとは、簡単に言うと、1つの星座を30等分し、1度づつの意味を出したものです。

たとえば…

  • 牡羊座1度…「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」
  • 牡羊座2度…「グループを楽しませているコメディアン」
  • 牡羊座3度…「彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り」

…など

牡羊座~魚座まで「合計360個」の意味が出てきます。

星座(サイン)の20度は「環境に振り回されない」!?

今回、考察するのは、サビアンシンボルで20度にあたるシンボルです。

サビアンシンボル20度
牡羊座20度 冬に鳥に餌をやる若い少女
牡牛座20度  雲を作り運び去る風
双子座20度 カフェテリア
蟹座20度 セレナーデを歌うゴンドラ乗り
獅子座20度 ズーニー族の太陽の崇拝者
乙女座20度 キャラバン車
天秤座20度 ユダヤ人のラビ
蠍座20度  2つの暗いカーテンを横に引っ張っている女
射手座20度 氷を切り出す男たち
山羊座20度 歌っている隠れた合唱隊
水瓶座20度 大きな白い鳩、メッセージの担い手
魚座20度 夕食のために用意されたテーブル

「環境と言う過去」に支配されず、常に安定して取り組むことができる

松村潔先生の「ディグリー占星術」によると、20度は「環境に振り回されない」となっています。

  • 20度と言う数字は、10と10の数字の結合。
  • それは「過去から未来へ流れる時間」と、「未来から過去へ流れる時間」を使えるようになること。
  • つまり「一方的な時間の流れ」に支配されないようになる。

…と、松村先生はおっしゃっています。

魔女っ子

ですので、「環境と言う過去」に支配されず、常に安定して取り組むことができるんですね。

お客様

ちなみに、この記事は、松村潔先生の「ディグリー占星術」と「愛蔵版 サビアン占星術」を参考にさせて頂いてます。

サビアンシンボル「20度」各サインの意味

では、各サビアンシンボルの意味をまとめておきます。

牡羊座20度「冬に鳥に餌をやる若い少女」

どんな時でも、地道に継続して力を発揮する

牡羊座は、16度「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」で、積極性を失いました。

しかし、19度「魔法のじゅうたん」では、元気になるため大風呂敷を広げ、自分で自分に火を点けました。

牡羊座20度「冬に鳥に餌をやる若い少女」では、どんな時でも継続して力を発揮することができます。

また、この力を他者の救済に使ってゆくこともできます。

松村先生は

少女のような動機から、仕事や趣味、ボランティアなどに活力の息吹を与え続ける

…とおっしゃってます。

牡牛座20度「雲を作り運び去る風」

自分の進む道を直観力が助けてくれる

15度までは物質主義的な生き方をしてきた牡牛座…

16度から今までしていたことに飽きて、未知の可能性を模索し始めました。

そして、18度「バッグを窓から外へ出している女」では、自分が溜め込んだこだわりを捨て去り、19度「新しく形成される大陸」では、心の奥底から本当の意志が現れてきました。

牡牛座20度「雲を作り運び去る風」では、自分の進む道を直観力が助けてくれます。

「雲」は直観力に関係しています。

偶然の体験や、ふとしたことが自分の未来を正しく導いてくれるようになります。

双子座20度「カフェテリア」

博識ゆえに、どんな情報に対しても公平で洗練された扱いができる

16度以降、射手座によって広範囲の情報にさらされた双子座は混乱を来たしました。

しかし、20度になると大量の情報も難なく処理できるようになります。

「カフェテリア」では、あらゆる食べ物がよりどりみどりに揃っています。

ですが、雑多ではなく、どこか洗練されています。

双子座20度「カフェテリア」の人は博識です。

博識であるがゆえに、どんなことに対しても公平で洗練された扱いができるようになります。

平均化された知性と、冷静な判断力を持つ人です。

蟹座20度「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」

個性的ではない平凡なものの中でも輝ける

蟹座は、気持ちや情感を大切にするサインです。

ですが、16度からは、山羊座の社会性が入り込んできて、情感と社会性の統合をせまられました。

20度では、情感を大切にした上で「社会的役割」を安定してこなせるようになってきます。

「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」は、ベニスの観光では定番のキャラクターです。

蟹座20度「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」の人は、ありきたりの職業や役回りの中に溶け込みます。

日々のルーティーンの作業の中でも、深い満足を感じることができます。

ことさら個性的ではない平凡なものの中でも輝ける人です。

獅子座20度「ズーニー族の太陽の崇拝者」

自分の意志で、高揚感を自由に作り出すことができる

獅子座は、16度で一旦、祭りの高揚感を失いました。

しかし、17度では穏やかな日常生活の中で、18度では集中する行為の中で、19度では何にも縛られない環境の中で…だんだんと高揚感を取り戻すことが可能になりました。

獅子座20度「ズーニー族の太陽の崇拝者」では、環境や条件に依存することなく、自分の意志で高揚感を自由自在に作り出すことができます。

その力を呼び起こすために、儀式をする人もいることでしょう。

その人にとっての儀式…それは、たとえばダンスであったり、太陽に柏手を打つだったりするかもしれません。

乙女座20度「キャラバン車」

仲間とともに新しい題材に取り組み始める

乙女座は、16度以前では個人を防衛すると言う意味合いが強いサインでした。

ですので自分の中に閉じ込められ、真の仲間というものを持つことができませんでした。

しかし、16度「オラウータン」や17度「噴火している火山」で、その殻が破られ冒険が始まりました。

18度「ウィジャ盤」では未知のものや人と上手につきあい、19度「水泳競争」では競争相手と深く交流しました。

そうした過程を経て、乙女座20度「キャラバン車」では、気心の知れた仲間とともに新しい題材に取り組み始めます。

松村先生は

探検隊を組んで、集団で新しい場所を開拓する

…とおっしゃってます。

天秤座20度「ユダヤ人のラビ」

集団に迎合せず、自分の信念に従って行動することを続けてゆく

客観的な自己を確立するサインである天秤座は、16度~17度で牡羊座の影響により、特定の人の悩みやトラブルに巻き込まれました。

そして、18度~19度で、そのような少数派とつきあい、マニアックな人々を育ててゆこうとしました。

天秤座20度「ユダヤ人のラビ」では、たとえ自分たちが少数派であろうとも、価値があると認めた生き方を維持してゆこうとします。

集団に迎合せず、自分の信念に従って行動することを、淡々と続けてゆきます。

蠍座20度「2つの暗いカーテンを横に引っ張っている女 」

自制心が効き、自分の力を有効に使うことができる

蠍座は、他者と結びつく体験によって自分に足りないものを補うサインです。

しかし、16度「いきなり笑い出す少女の笑顔」では、外部との関わりではなく、自分自身の中にあるものを大切に生きようと思い、19度「聴いてはしゃべっているオウム」では、心の奥深いところからくるものに巫女のように乗っ取られ、コントロール不能になりました。

蠍座20度「2つの暗いカーテンを横に引っ張っている女 」では、心の奥深いところからやってくるものと日常的な意識の切り替えを自由にできるようになります。

松村先生は

このサビアンシンボルの人は、たとえば、話してはならないと思えば、口を閉ざすこともできる人です。

…とおっしゃってます。

自制心が効き、自分の力を有効に使うことができるようになります。

射手座20度「氷を切り出す男たち」

どんなテーマであろうと取り組むことができる

抽象的な精神性が特長だった射手座は、16度「船を見ているカモメ」で、実際性を培うため、社会の中に具体的な活動分野を探すことになりました。

19度「住処を移動するペリカン」では、射手座の精神性を発揮するのに最適な環境を確保しました。

しかし、射手座20度「氷を切り出す男たち」では、もう環境にも左右されないようになります。

「氷を切り出す男たち」は夏に氷を提供しています。つまり、どんな環境でも必要とされるものを提供できるようになったのです。

そういうわけで、このサビアンシンボルの人は、どんなテーマであろうと取り組むことができます。

研究者としても最適でしょう。

山羊座20度「歌っている隠れた合唱隊」

功名心に駆られることなく、お互いに助け合いながら集団を運営してゆく

山羊座は、16度「体操着の少年少女」、そして17度「密かに裸で入浴する少女」で子供の心を取り戻しました。

そして、19度「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」で、子どものような純粋な心で集団に貢献しようとしました。

松村先生は

山羊座20度「歌っている隠れた合唱隊」では、自分の成功にこだわらず、陰になり日向になって仲間を助けてゆきます。

…とおっしゃってます。

「隠れた合唱隊」ですから、個人名を出さず、功名心に駆られることなく仲間に貢献します。

お互いに助け合いながら、集団を運営してゆく行動がとれるようになります。

水瓶座20度「大きな白い鳩、メッセージの担い手」

周囲で起こること全てに心を開き、身を任せる

非個人的であった水瓶座は、更に発展するため、16度で今まで避けてきた「獅子座的な個人的エゴ」を取り込むことにしました。

16度「机に座っている偉大なビジネスマン」では、水瓶座の広い視野を自分のビジネスのために使うことにしました。

しかし、17度「ガードをしている番犬」や18度「仮面がはがされた男」では、そのエゴの行き過ぎを、様々なアクシデントによりストップさせられました。

そして、19度「消しとめられた山火事」では、勃発するトラブルに対し臨機応変に対処することができるようになりました。

水瓶座20度「大きな白い鳩、メッセージの担い手」では、最終的に、周囲で起こること全てに心を開き、身を任せるようになってきます。

「困ったことが起きても、必ずどこかから答えがやってくる。だから、問題を避けたり、拒否したりする必要がない」という境地になるのです。

魚座20度「夕食のために用意されたテーブル」

必要なものは放っておいてもやってくるし、必要でないものはやってこない

あまり「自分」という個体意識がない魚座は、16度から個人生活や物質的な生活を体験する流れに入りました。

16度「ひらめきの流れ」で世俗的な刺激を求め、17度「復活祭の歩道」で人々を興奮の渦に巻き込み、18度「巨大なテント」で盛りあがりの演出方法を確立しました。

19度「弟子を指導する巨匠」ではそれを人に教えることになりました。

魚座20度「夕食のために用意されたテーブル」では、無理に教えなくとも一緒に食事をするだけで伝わることは伝わるし、伝わらないことは伝わらないという境地にいたります。

必要なものは放っておいてもやってくるし、必要でないものはやってこないのです。

このサビアンシンボルの人は、特定の人ではなく、あらゆる人に親切にした結果、その親切が巡り巡って戻ってくることを知っています。

まとめ

…と言うわけで、ホロスコープの20度は、「環境に振り回されない」です。

魔女っ子

この記事は、松村潔先生の本を参考にさせて頂いてます。

  • 度数の意味は「ディグリー占星術」
  • サビアンシンボルの意味は「愛蔵版 サビアン占星術」

…がオススメです。

※どちらも占星術「中級者」向けです。

お客様

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