西洋占星術にはアスペクトという考え方があります。
アスペクトとは、星と星が作る「角度」です。
この角度によって、私たちの運勢や性格が違ってくるのです。
木星は、
- 発展・拡大
- 寛大・受動・容認
- 精神・宗教
…などを表しています。
そのため、「木星×惑星」のアスペクトは、どのような形で成長し、豊かさを広げてゆくのか?を表すことになります。
このコーナーでは、木星と天王星のアスペクトが示す運勢と性格を解説します。
木星と天王星のアスペクトの意味
では、木星と天王星のアスペクトはどんな意味になるのでしょうか?
トレンド・流行を作り出す
木星は「発展・拡大・社会性」、天王星は「開放・改革・独自性」などを表します。
そのため、このアスペクトは新しい発展…つまり、トレンドや流行などを作り出すと言って良いでしょう。
このアスペクトを持っている人は、「今までの社会常識を刷新するような活動」をしてる人が多い印象ですね。
木星と天王星の各アスペクトが示す運勢と性格

では、木星と土星のメジャー・アスペクト
- コンジャンクション(合)
- セクスタイル(60度)
- スクエア(90度)
- トライン(120度)
- オポジション(180度)
…が示す運勢と性格について解説します。
メジャー・アスペクトの基本をご存じない方は、以下も併せてご覧ください。

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コンジャンクション(合)

木星と天王星のコンジャンクションは、「新しく未来的なもの」を広げようとします。
とは言え、木星はそれほど過激な作用はありません。
破壊的なものではなく、明るく発展的なムーブメントが起きる配置です。
松村先生は、以下のようにおっしゃってます。
「まだ、この世の中、あるいは田舎では流行っていないけど、こういう新しいものがあり、それを盛り上げたい」というようなことになってゆくでしょう。
このアスペクトを持つ人の性質としては、
- 未来に向かって前進する積極性がある
- 博愛・友情という概念が根付いている
- 明るい開放的な交友関係を作る
- 先進的なイメージを持つ分野に関わることが多い
・・・ようです。(「完全マスター西洋占星術」より)
ちなみに、天王星と木星の合は12年~13年に一度起こります。
このアスペクトの有名人(安倍晋三元総理・所ジョージさん)
安倍晋三元総理は、このアスペクトを持ってますね。
外国の政治家などとも仲が良かったですよね?
確かに「博愛・友情」「明るい開放的な交友関係」がありました。
所ジョージさん
所ジョージさんも、このアスペクトを持ってます。
所さんは、新しくて明るいトレンドを作り出していましたね。
- 福山雅治(ミュージシャン)
- 橋下徹(政治家・コメンテーター)
- 萩本欽一(タレント)
- 具志堅用高(ボクシング世界チャンピオン)
セクスタイル(60度)

60度は「他の分野」からの援助がある関係です。
木星と天王星がセクスタイルの人は、「違う分野」からインスパイアされ、発展することが多いでしょう。
松村先生は、以下のようにおっしゃってます。
- 小さな例で言えば、海外のどこかのメーカーと関係を結び、国内の事業展開をするようなことです。
- 海外のものを国内でどんどん流行らせようとする、というような感じでイメージしてみましょう。
個人の性質としては、
- 友人関係の発展性を作りやすい
- 新しいものに乗りやすい
- 人が良い
・・・などがあるようです。
スティーブ・マックイーン(ハリウッド・スター)
スクエア(90度)

スクエアは、必ずしも「不幸なアスペクト」ではありません。
予定してなかった変化を起こすのですが、それが、かえって幸運なこともあります。
木星と天王星のスクエアについて、松村先生は以下のようにおっしゃってます。
予定外ということは、限られた範囲の場所で研究していた内容が、天王星の拡大で漏洩するというようなこともあります。
こういう場合、秘密主義が開放されるというポジティブな出方をしたと考えることも可能ですね。
また、例としては、国内だけでウケていたCDが、何かのきっかけで世界的なヒットになるなどというのもあるでしょう。
これも予定外ではあっても、決して不幸ではありません。
社会性と革新性がうまく結びつかない
ただし、木星と天王星のスクエアでネガティブな例としては、社会性と革新性がうまく結びつかないということがあるようです。
松村先生は、
社会的に成功するためには、保守的で順応的に生きなければならないし、自分の本当の能力を発揮するには、この社会から孤立しなければならないという離反原則が働く。
・・・とおっしゃってます。

順応すべきか、孤高を貫くべきか悩みそうですね。
ジョン・F・ケネディ(元アメリカ大統領)
トライン(120度)


トラインはスムーズ、安定的に働きます。
木星と天王星がトラインの人は、社会性を乱すことなく「新しいこと」をできます。
ですので、周りに反発されずに「新規の盛り上がり」を作ることができるでしょう。
松村先生は
- ちょっと新しめの分野に対して適応性が高い
- 対人関係は円満になりやすく、常に増加する傾向がある
- あまりにも保守的な組織ではうまく伸びない
・・・とおっしゃってます。
このアスペクトの有名人(トランプ大統領)
ドナルド・トランプさんが、このアスペクトを持ってますね。
ほんとは、アメリカや世界を「新しい方向」に導く力がある人なんですよね。
一見社会性を乱しているように見えますが、実はそうではないのでしょう。
船瀬俊介氏
ジャーナリストの船瀬俊介氏も、このアスペクトをお持ちです。
船瀬氏は、今までの常識をひっくり返すような「過激な著作」をたくさん書かれてますよね?
特に、医療に関しては「危ない発言」をたくさんしています。
でも、ネットや出版業界ではすごく人気が高いんですよね。
今までの常識とは違うことをやっても、世間に受け入れられる…こういうところは、「木星×天王星120度の力」を使いこなしているのでは?
- 池上彰(ジャーナリスト)
- 久保建英(サッカー選手)
- 三國連太郎(俳優)
オポジション(180度)


- 0度は、意識的な方向性やターゲットを持たない
- それに比べ、180度は何かに向けて活動する
「完全マスター西洋占星術」より
そういうわけで、180度の場合、木星の「拡大力」は天王星の「壁を壊す」という性質を伴って、外へ発揮されます。
松村先生は、
のびのび明るく、何の制限もなく、自由主義で決して壁は作らず、壁があるとみるとすぐに壊し発展しようとするということに、執念を持っているかのように強く働きかける。
・・・とおっしゃってます。
木星は個人的なものではないので、社会的な場で「こうした方が良い」と言い張るものになるようです。
このアスペクトの有名人(喜納昌吉さん)
ミュージシャン×平和活動家。
「ハイサイおじさん」「花」で有名な喜納昌吉さんが、このアスペクトをお持ちですね。
沖縄発の世界平和をブレずに訴える姿勢は尊敬に値します。
まとめ
今回は、木星と土星のアスペクトが示す運勢と性格(有名人の例)を解説しました。
この配置の人が活躍していると社会が停滞せず、明るく発展しそうで良いですね。
皆さんも、ご自分のアスペクトをチェックしてみてくださいね。
ちなみに、当記事は「完全マスター西洋占星術」と「アスペクト解釈大事典」を参考にさせて頂いてます。
「惑星どうしのアスペクト」その意味を調べたい方は、以下をご覧ください。





