「人って、意外に自分自身のことをわかってない!」って思いませんか?
たとえば、
- 自分では上品のつもりなのに、他人からは粗雑に見えたり
- 自分ではデキる人って思ってたのに、他人からは「天然ボケ」と思われたり
…他人から指摘されて、初めて「私ってこんなところがあるの?」と気づいたりしませんか(´∵`)?
実は、「自分自身」ってもともと備え持っているモノだから、なかなか自覚できないんです。
まさに\灯台元暗し/なんですヨ!
では、「もともとの自分自身」を知るには どうしたら良いのでしょうか?
それを示すのが、ホロスコープの1室の始まりである ASC(アセンダント)です!
そもそも、アセンダントって何?と言う方はコチラ
占星術のASC(アセンダント)とは何?
占星術では、ASC(アセンダント)を重要視しています。
鑑定の一番最初に「ASCを見る」占い師さんも多いです。
このコーナーでは、ASC(アセンダント)の意味を解説しますね。
- そもそもASC(アセンダント)って何?
-
アセンダントとは、
あなたが生まれた瞬間の「太陽の通り道(黄道)」と「東の地平線」の交差ポイント…です。
簡単に言うと、あなたが生まれた時、
- 太陽の通り道はどこでしたか?
- その通り道で、太陽が地平線から出て来たポイントがありますよね?
- そこが、ASC(アセンダント)というポイントなんですよ!
…と言うことです。
多少不正確ですが、初心者の方は、
太陽が昇って来たポイント(ライジング・サン)がASC(アセンダント)だと理解するとわかりやすいと思います。
- ASC(アセンダント)を見ると、何がわかるの?
-
「個」としての自分がわかります。
アセンダントは「自分の出現ポイント」です。
いちばん個別性が強いものだと考えると良いでしょう。
また、本来、自分自身というのは、対象化できないものです。
「灯台元暗し」ということわざ通りです。
アセンダントを見れば、そんな自分自身さえも気づかない「自分自身」がわかります。
- ASC(アセンダント)で、人からどう見られているかもわかりますか?
-
はい。
自分では認識できない「自分の性格のクセ」ってありますよね?
でも、それは、他人から見るとわかってしまうものです。
そういう部分もアセンダントでわかります。
また、アセンダントは、自分の「外見」や「雰囲気」なども表していますので、他人からどう見られているかもわかるのです。
- なぜ、ASC(アセンダント)を見ると、外見などがわかるの?
-
太陽が人間の中核(霊・スピリット)と考えれば、月は(エーテル・パーソナル)となり、ASCは(肉体・本能)となります。
つまり、太陽⇒月⇒ASCとなるに従って、より肉体に近づいて行きます。
- 太陽は天球を365日で一周する
- 月は天球を28日で一周する
- ASCは天球を1日で一周する
天球=天をわかりやすく球面と考えること
…以上のように考えた場合、
太陽⇒月⇒ASCと近づくに従って、より細かく具体的…つまり「肉体的」になって行くと言うのがなんとなくわかるでしょう。
ですので、ASCを観れば、肉体的(外見的)な自分がわかるのです。
- ASC(アセンダント)の星座は重要ですか?
-
はい、重要です。
ASC(アセンダント)の星座は「インド占星術」などではもっとも重要視されています。
自分自身の「出現ポイント」ということもあり、アセンダントの星座は、その人にもっとも影響を与えていると考えられているのです。
カンタンに考えると、オギャーと生まれた瞬間の星座なんだな?
また、もっと細かく見たければ、一つの星座を度数ごとに30分割した「サビアンシンボル」も見てみると良いでしょう。
ただし、ASCは「4分で1度」動いてしまいます。
ですので、正確な出生時間が必要です。
- ASC(アセンダント)を見る上で「注意点」などありますか?
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先ほども書きましたが、ASCは4分で「1度」動いてしまいます。1時間で15度動いてしまうということです。
ですので、ASCを調べるには、正確な出生時間が必要となります。
また、人によっては、アセンダントに惑星がくっついている場合があります。
その場合、その人の人格に強い影響を与える場合があります。
たとえば、アセンダントに海王星(霊感の星)がくっついていたりすると、何となくミステリアスな人になったりすることもあります。
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まとめ
本日は、「ホロスコープのASC(アセンダント)の意味」を解説しました。
アセンダントって、とても重要ですね(*^^*)
占星術で占う場合は、「太陽や月」とともに、必ずアセンダントをチェックしましょう。