ホロスコープの「各ハウスに入ってる惑星」の意味

占星術の「ハウス（室）」とは何でしょうか？

簡単に言ってしまうと、

…の事です。

今回は

…を、カンタンに解説しますね。

ホロスコープのハウス（室）とは？

まず、ホロスコープのハウスの基本を解説します。

１．ホロスコープのハウスは、１２に分かれている

ホロスコープのハウス（室）は、１２に分かれていますよね？

なぜホロスコープは、１２のハウスに分かれてる？

ところで、なぜホロスコープは１２のハウスに分かれてるのでしょうか？

つまり、１２星座のエネルギーが降りてくる「地上の場所」として、ハウスも１２個必要なのです。

…そういうわけで、ハウスは１２に分割されているのです。

２．ハウスは、左回りに１～１２の番号がついている

占星術の１２ハウスは、左回りに１～１２の室が広がってゆきます。

なぜ、ハウスは左回り？

なぜ、ハウスは「左回り」になっているのでしょうか？

これは色々とややこしいので、シンプルに考えましょう。

…と考えておいてください。

そういうわけで、ハウスは左回りに１～１２の番号がついています。

３．どのハウスに星が入るか？は、出生時間によって決まる

では「星がどのハウスに入るか？」は、どのようにして決まるのでしょうか？

天体がどのハウスに入るかは「生まれた時間」によって違う

地球から見ると、太陽などの天体は右回りに回っています。

そのため、２４時間単位で見ると、天体は、ＡＳＣ→１２室→１１室→１０室と移動してゆきます。

つまり、天体がどのハウスに入るかは、生まれた時間によって違ってくるのです。

４．ハウスは、惑星のエネルギーが発揮される「分野」や「場所」を示す

人の運命を決めているのは、惑星の星座（サイン）だけではありません。

惑星が「どのハウスに入っているか？」も重要です。

星座がエネルギーの性質を表すとすれば、ハウスはそのエネルギーが発揮される分野や場所を表すのです。

ハウスによって、惑星の力が発揮される「場面」は違ってくる

獅子座の月は、明るく楽しく、遊び好きな性質があります。

その性質が「どんな場面」で発揮されるかは、ハウスによって違います。

７ハウス＝対人関係です。

つまり、獅子座の月が７ハウスに入っていると、その性質は対人関係で発揮されることになるのです。

５．１～１２のハウスには、それぞれ個別の意味がある 

１～１２の各ハウスは、一つ一つ意味が違います。

たとえば、

…など、ハウスによって個別の意味があるのです。

６．ハウスには４つの重要ポイントがある

ハウスには、重要なポイントが４つあります。

これを覚えておきましょう。

１．アセンダント（ＡＳＣ）

アセンダント（ＡＳＣ）は、ホロスコープの１室から始まるポイントです。

このポイントは、あなたが生まれた瞬間「東の地平線」と「太陽の軌道(黄道)」が交差したところです。

そのため、アセンダントは、 あなたの「生まれながらにして与えられた存在の個性」を表すポイントとなります。

２．ディセンダント（ＤＥＳ）

ＤＥＳ（ディセンダント）は、ホロスコープの７室が始まるポイントです。

ＤＥＳはＡＳＣとは正反対の位置となります。

ここから、星が西の地平線に下降して行きます。

３．ＭＣ（エムシー）

ＭＣ（エムシー）は、ホロスコープの一番上にあたる１０室が始まるポイントです。

ＭＣは、あなたの「社会的な立場」や「名声や業績」を表すポイントなのです。

４．アイシー（ＩＣ）

ＩＣ（アイシー）は、ホロスコープの一番下にある４室が始まるポイントです。

ＩＣは「家庭」や「環境」などの場を表します。

ここは、あなたの

…などを表すポイントなのです。

７．惑星が入ってるハウス…その意味

最後に「各ハウスに入ってる惑星はどんな意味になるか？」を解説します。

…などなど、知りたいですよね？

まとめ

今回は、ホロスコープのハウスについて解説しました。

占星術は「星座」だけでなく「ハウス」も重要です。

とりあえず、上記の内容を押さえておいてくださいね。