占星術の金星は愛と調和の星です。
「他人を愛したい」「他人に愛されたい」
…そんなスィートな性質を持っているのが金星です。
また、金星は、
- 仲良くしたい
- わかりあいたい
- 喜びを分かち合いたい
…など「調和」をつかさどる星でもあります。
金星の星座でわかる「恋愛傾向」!
金星は「愛・調和」に関係しています。
今回は、金星の星座(サイン)で「あなたの恋愛傾向」を占ってみましょう!
牡羊座の金星
明るく、エネルギッシュで、積極的な愛
金星が牡羊座の人は、コレと思ったらスピーディーにアプローチできる人でしょう。
でも、熱中するのが早いだけに、冷めやすいことがあるかもしれません。
…ちょっと衝動的ですね。
いつも「新しい楽しみ」や「刺激」を求めていそうです。
エネルギッシュなのが持ち味ですが、他人の気持ちにお構いなしで、せっかちな傾向があるかもしれません。
牡牛座の金星
自分が気に入ったものが大好き…独占的な愛
金星が牡牛座の人は「五感」が優れています。
そして、自分の感覚にピッタリくるものを愛します。
また、自分が所有した物に対しては、とても愛情深く大事にします。
ただし、執着し、独占する傾向もあるでしょう。
性格としては、素直でのんびりしており「包容力」や「安定感」があります。
でも、初対面の人には人見知りしてしまい、なじむまでに時間がかかりそうです。
双子座の金星
フレンドリーで子供っぽく、目移りしやすい愛
金星が双子座の人は親しみやすく、ユーモアがあり、楽しい人かもしれません。
恋愛面では、シャレた会話で一見フレンドリーに見えます。
ですが、感性を「好奇心」が占める割合が大きいので、自分勝手だったり、目移りしたりで、パートナーを傷つけてしまうことも多いでしょう。
目移りしやすいのが玉にキズですが、いつまでも子供っぽく、楽しい恋愛をしそうです。
蟹座の金星
母性的・家族的な愛、敏感な愛
金星が蟹座の人は、愛する人を大事にし、絆を大切にします。
母性的な愛があり、困っている人を放っておけないタイプの人が多いかも。
なので、恋愛では
- どこか頼りなげな異性
- 母性本能をくすぐる男性
- 守ってあげたくなる女性
…などに魅かれるかもしれません。
とても人懐っこく、子供や小動物を可愛がりますが、感受性が強く、ちょっとしたことで傷つきやすい性質です。
松村先生は
- 蟹座は同化する性質
- だから、相手の気持ちに同化しようとする
- しかし、そのぶん拒否されると傷つくことが多い
…とおっしゃってます。
獅子座の金星
「夢」と「ロマン」と「情熱」を秘めた愛
金星が獅子座の人は、ドラマチックでロマンチック。
ワクワク・ドキドキするような恋愛をしそうです。
逆に言えば、夢とロマンがなければ耐えられません。
トレンディードラマのようなクサいセリフなども大好きです。
その屈託のない演出力で、恋人を楽しませます。
しかし、人によっては「プライドの高さ」や「自己チュウなところ」がマイナスをもたらすこともありそうですね。
乙女座の金星
パーフェクトで純真な愛
金星が乙女座の人はプラトニック・ラブになりやすいかも。
でも、内には「激しい情熱」を秘めていることが多いでしょう。
少し控えめで、細かいことでも相手の役に立つことを喜びとします。
ただし、相手に「完全主義」のようなパーフェクトな愛情を求める傾向があるかもしれません。
あまりに潔癖過ぎると、ナチュラルな関係を壊してしまうので注意が必要です。
天秤座の金星
相手に合わせる「社交的な愛」
金星が天秤座の人は、相手の気持ちを察することができる人。
基本的に親切な人で「場の調和」を大切にしそうです。
また社交性に秀でていて、人とのお付き合いが上手でしょう。
しかし、他人に合わせ過ぎて、とんでもない方向に引きずられないように注意が必要です。
蠍座の金星
「激しさ」と「危なさ」を秘めた愛
金星が蠍座の人は、相手と激しく一体化することを求めるかもしれません。
愛の嵐です。
その激しさとディープさゆえに駆け落ちしたり、場合によっては、愛が憎みに変わることも…。
一人の相手にしつこくこだわり、ストーカーと化す人もいそうですね。
射手座の金星
率直で飾らない、明るい愛
金星が射手座の人はざっくばらんで正直。
細かい事を気にしない明るい愛情を持っています。
スポーティーでおおざっぱなところがありますが、人柄が良く、健康的でイイですね。
ただし、松村先生によると、
- 射手座はグレードアップする傾向が強い
- だから、自分よりも優れた相手とつきあうことが重要
- 停滞する関係だと飽きやすい。
…ということです。
常にお互いが「刺激し合えるような関係」だと良いですね。
山羊座の金星
誠実だが「抑制的」な愛
金星が山羊座の人は、その場にふさわしい態度を取ろうとするので、なかなかハジけることができません。
マジメですし、マジメに見られる自分を壊すことがムツカシイかも…。
ですので、ナチュラルな愛情や官能を抑制している人が多いかもしれません。
ですが、それだけに「一線」を越えると、アンモラルな関係になりやすいとも言えます。
一見まじめそうなのですが…。
水瓶座の金星
個性を尊重し「人間の平等性」を大切にする愛
金星が水瓶座の人は、誰にも壁を作りません。
好印象を与える人が多いでしょう。
しかし、つきあってみると、束縛を嫌い、親密な愛情にも背を向けることが多いです。
そのため「冷たい印象」を与えることもあります。
どちらかと言うと、閉鎖的な「個別の愛」ではなく、人種や年齢を超えた「広く平等な愛」を持った人と言えそうです。
ちなみに、松村先生によると、あまり深入りしない関係は「金星」で占い、内輪の人間関係は「月」で占うのが良いようです。
魚座の金星
受け入れる愛
金星が魚座の人は、どんな人でも受け入れてしまいそうな「分け隔てのない愛の人」です。
敏感で、同情心に富み、時には自己犠牲も辞さないかもしれません。
また、愛情に満たされていないと、元気がなくなる傾向があります。
恋愛に関してはあまり自発性がなく、誰でも受け入れてしまいそうになることが多いです。
「浮気性」に見られないように注意が必要です。
魚座の金星は「芸術関係」に鋭いセンスがあるそうですよ。
まとめ
今回は、占星術の金星星座(サイン)で「恋愛傾向」を占ってみました。
どの星座にも、良い点・弱点がありますね。
…ちなみに、私の金星は魚座です。
なので「愛情」や「やさしさ」のない世界では生きられません。
この記事は、松村先生の「完全マスター西洋占星術」を参考にさせていただいてます。
ご自分の金星の星座がわからない方は、以下から調べてみてくださいネ。