皆さん、こんにちは!
最近「冥王星」が話題になってるみたいですね。
…と思い込んでる人もいます。
今回は、冥王星の謎と特長を解説しますね。
「冥王星」に富士山級の\氷の山々/が見つかった!?
NASAの無人探査機「ニューホライズンズ」が撮影した「冥王星」の最新の画像によると…
「冥王星」には、氷で出来ているとみられる富士山級の高さの山々があるらしいです。
NASA=アメリカ航空宇宙局は15日、無人探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近する際に撮影した最新の画像を公開し、氷で出来ているとみられる高さが富士山級の山々が確認できるなど、冥王星の姿がより詳しく映し出されています。
NASAは、日本時間の16日午前4時から記者会見を開き、無人探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に最接近する際に撮影した最新の画像を公表しました。
画像にはクレーターは見当たらず、高さ3500メートルを超える富士山級の山々が確認でき、NASAによりますと、この山々は氷で出来ていて1億年ほど前に形成されたと考えられ、今も成長している可能性があるということです。
NHK NewsWeb
…だから何なの?と言う方も多いかもしれません。
ですが、「占星術」や「宇宙」が好きな人にとっては、興味シンシンの話題だと思いますヨ。
特に富士山級の\氷の山々/があるなんて…「冥王星」って一体どんな星なんでしょうね?
そもそも「冥王星」ってどんな星?
と言うわけで、「冥王星」に関して色々調べてみました
人々の関心を惹きつけてやまない不思議な星
冥王星って何だか不思議な星なんですよね。
冥王星が発見されたのは1930年…ごく最近です。
でも色々あって物議をかもしだし、現在は「惑星」から「準惑星」に格下げになってしまいました。
しかし、今でも冥王星の人気は衰えず、冥王星をれっきとした「惑星」だ、と主張する団体や学者は多いのです。
冥王星はどうしてこうも人々の関心を惹きつけるのでしょう?
何か重要な秘密でもあるんでしょうか?
不思議ですね。
「ニューホライズンズ」が撮影した「冥王星」の画像
占星術では「死と再生の星」とされている
占星術の世界では、冥王星は「死と再生の星」とされています。
死と再生とは「根底から作り変える」ことを意味しています。
冥王星の影響を受けると、古い体質は破壊され、物事が根本から変化させられることとなります。
そのため占星術の古い解釈では「不吉な星」とされる場合もあります。
しかし、本来「変化」とは時代の要請でありますから、「不吉」って言うのはちょっと言い過ぎですよね
こんなところから「冥王星は怖い」という噂も出てきます。
ですが、冥王星は、人間にとって必要な「根本的変化」もたらす星なのです。
「冥王星」の特長
では、冥王星の特長を、ザッとチェックしてみますね。
公転周期がチョー長い
「冥王星」は太陽の周りを一周するのに249年もかかります。
ちなみに地球の公転周期は365日、水星は約90日です。
冥王星って、どんだけゆっくり回ってんだろ?(・_・;)
太陽系の最外部を公転している
「冥王星」は太陽から一番遠い所を周回しています。
水・金・地・火・木・土・天・海・冥…と良く言われますよね?
もちろん一番最後は「冥王星」です。
軌道は楕円形
「冥王星」の軌道は楕円です。そして下図のように、海王星の軌道の内側に入り込むように動きます。
前回は、1979年2月7日から1999年2月11日まで…
約20年間も海王星の軌道の内側に入り込んでいました。
参照:国立科学博物館
軌道が黄道面から大きく傾いている
黄道面とは太陽から水平に伸びたラインのことです。
冥王星の軌道は、他の惑星と違って、なぜかこの黄道面から17度も傾いています。
参照:ウィキペディア
実は凄く小さい!?
冥王星の直径は2,370kmです。
2006年…冥王星はあまりにも小さいという事がわかって、「惑星」から「準惑星」に降格されてしまいました。
なんと!冥王星は、地球の衛星である「月」よりも小さいらしいです。
二重天体だった!?
冥王星の衛星「カロン」は、なぜか直径が冥王星の半分以上もあるのです。
そのため最近では、冥王星は二重天体とみなされているのです。
確かに…そんな大きいのは衛星とは呼びにくいかも…。
参照:ウィキペディア
英語名は「プルートー(Pluto)」
「プルートー(Pluto)」は、ローマ神話では冥府の王、ギリシア神話でも冥府の王ハデスに対応する名前です。
…そのまんまって感じですね。
「Pluto」っていう名前は、イングランドの少女が名づけたらしいです。
太陽系最深部の暗闇に存在するイメージを象徴していると言うことで、何ともピッタリなネーミングですね。
ちなみに、占星術のホロスコープ盤では「冥王星」は「P」と「L」を足した記号で表示されます。
「冥王星」と言う日本語名は、野尻抱影さんが名付け親
「冥王星」と言う日本語名は、野尻抱影さんが名付けたそうです。
野尻抱影さんって、私はあまり良く存じ上げないんですが、日本の英文学者、随筆家、天体民俗学者?という事らしいですヨ。
で、日本の星に関する著書が物凄く多いらしいです。
冥王星の衛星は「怖い名前」ばかり!?
衛星とは、惑星の周りを周回している星のことです。
冥王星の衛星は「カロン」「ニクス」「ヒドラ」「ケルベロス」「ステュクス」があります。
ケルベロスは、ギリシア神話に登場する三つの頭を持つ犬の怪物で、ハデスが支配する冥界の番犬だそうです。
ヒドラは、ギリシア神話に登場する9つの頭を持つ怪物だそうです。
…ほかの衛星も、やはり冥府に関係するモノらしいです。
そんな恐ろしげなのばっかですか~!?
「冥王星」にまつわる不思議なウワサ
あくまで仮説ですが…
世界的な考古学者であるゼカリア・シッチンによりますと、かつて冥王星は「ガガ」と言う土星の衛星だったらしいです!?
どういう事かと言うと、
マヤ遺跡から発掘された円筒印章に「宇宙の図」が描かれているものがあって、そこには太陽を囲んで「11個」の惑星が描かれていたそうなんです。
円筒印章:ウィキペディア
しかし、現在の天文学では太陽系の惑星は9個しかありません。
…残りの2つはどうなってるの?となったわけです。
実はシッチンによると、大昔、「惑星X」というものが太陽系の最外部に存在していたらしいのです。
そして、その「惑星X」と「ガガ」の衝突により、ガガは現在の冥王星の位置へ飛ばされ、「冥王星」となったらしいんですヨ。
つまり、冥王星は土星の衛星「ガガ」だった!?
…もちろんあくまで仮説なのでしょうから、真偽のほどはわかりません。
それにしてもなんとも不思議な話ですネ。
「冥王星」には、もしかして「とんでもない秘密」が眠ってる!?
こうしてみると、やっぱり「冥王星」って、何だか変わった星ですよね?
- 249年もかけて太陽の周りを一周するってゆっくり過ぎる…
- 軌道も、海王星の内側に入り込んだりして迷惑この上ない…
- 大きさは「月」よりも小さいのに、なぜか常に大きな話題を振りまく…
- 占星術では「死と再生の星」なんて不吉な名前がつけられてる…
- 更に、富士山級のデカさの\氷の山々/があるって…
…っぱり「冥王星」はタダ物じゃないカモ!
もしかして、とんでもない秘密が\氷漬け/になって眠ってる星なんじゃないだろうか!?
…なんて私は考えてしまって、夜も眠れない今日この頃なんです(・_・;)!!
参照:永井豪作「デビルマン」