本日は、占星術のサビアンシンボル「7度」の

  • 意味
  • 特長
  • 読み方

…などについて解説します。

松村先生によると、7度は「落差による意欲」という数字のようです。

サビアンシンボルとは?

まず、最初にサビアンシンボルについて説明します。

サビアンシンボルとは、簡単に言うと、1つの星座を30等分し「1度づつの意味」を出したものです。

たとえば…

  • 牡羊座1度…「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」
  • 牡羊座2度…「グループを楽しませているコメディアン」
  • 牡羊座3度…「彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り」

…など

牡羊座~魚座まで「合計360個」の意味が出てきます。

星座(サイン)の7度は「落差による意欲」!?

今回、考察するのは、サビアンシンボルで7度にあたるシンボルです。

サビアンシンボル7度
牡羊座7度 二つの領域で同時に自己表現することに成功する男
牡牛座7度  サマリアの女
双子座7度 時代遅れの井戸
蟹座7度 月明かりの夜の2人の妖精
獅子座7度 空の星座
乙女座7度 ハーレム
天秤座7度 ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女
蠍座7度  深海潜水夫
射手座7度 ドアをノックするキューピッド
山羊座7度 力のあるベールに隠れた予言者
水瓶座7度 卵から生まれた子供
魚座7度 岩の上に横たわっている十字架

人は、落差があるからこそ意欲が湧く

松村潔先生の「ディグリー占星術」によると、7度は「落差による意欲」となります。

6度は「環境との融合」であり、環境とどう関わって行くのか?がテーマでした。

7度では「環境との間」あるいは「他人との間」に落差を感じ、それが活動への意欲となります。

たとえば、対人関係などで、お互いの間に「貧富の差」などの落差があるとします。

そうすると「見返してやりたい」と、努力の原動力になりますよね?

落差は人に「怒り」や「ストレス」を感じさせます。

しかし、それは同時に、活動の意欲を生むことにもなるのです。

サビアンシンボル「7度」各サインの意味

では、松村先生の「愛蔵版 サビアン占星術」を参考にさせていただきながら、

シンボルの意味をまとめてみます。

牡羊座7度「二つの領域で同時に自己表現することに成功する男」

対立した構図がでやすくなる。振幅の大きいダイナミックな人生。

牡羊座は、5度「羽のある三角」で物事を直観的に理解し、6度「一辺が明るく照らされた四角」では環境に組み込まれ、活動のキッカケをつかみました。

牡羊座7度「二つの領域で同時に自己表現することに成功する男」では、人生に「光と闇」「善と悪」「表と裏」などの対立した構図がでやすくなります。

そのため、たとえば、

  • 仕事ばかりしていたら、つきあっている女性に足を引っ張られた
  • 大きな野望を抱くと、それを打ち砕くような状況がやってきた

…など、反対の状況が出てきたりします。

平穏で安定した人生ではなく、振幅の大きいダイナミックな人生になるかもしれません。

また、このサビアンシンボルの方は、自分でも活動に「落差」を作り出します。

松村先生の書籍より

たとえば、仕事には精力的に取り組み、仕事が終われば思い切り遊ぶなど、この度数の人の活力の使い方は非常に生き生きしています。

牡牛座7度「サマリアの女」

差別や不平等に直面することで、本当の自分の価値に気づく

牡牛座は、5度「開いた墓の前にいる未亡人」で自分の生まれ持った資質に頼ることをやめ、6度で、自分とはまったく違う資質を持った他人と意志疎通をしてゆくことになりました。

牡牛座7度「サマリアの女」では、他人との違い…たとえば「金銭的豊かさの違い」「家系や地位の違い」「才能の違い」などの落差を感じます。

人によっては差別を感じることもあるでしょう。

この度数の人は、こうした差別や不平等などに直面し、それを作り出す元となる伝統や民族の違いなどを掘り下げます。

そして、結局は、「本当の価値」が自分自身の中にあることに気づくのです。

そういうプロセスを経る中で、何となく「断絶感」や「抑圧感」を感じる人なども多いかもしれません。

サマリア人とは、ユダヤ人に差別されていた民族のようです。

しかし、イエスはサマリアの女性に差別なく接っします。その結果、この女性はイエスを信仰するようになりました。

双子座7度「時代遅れの井戸」

獲得した富や能力を社会に還元したり、公平に分配する

双子座は1度~5度までは、ストレートに知性を発達させることに主眼がありました。

そして、双子座6度「油田の掘削」では競争をし、ライバルを出し抜き、その結果、勝者と敗者の差ができました。

これによって「資本家」と「労働者」のような落差が生まれます。

松村先生の書籍より

双子座7度では、与える者と与えられる者の差異を生み出し、感情の明暗を作り出す。

しかし、双子座7度では、その落差を「他人への貢献」に使うことができます。

このサビアンシンボルの方は、獲得した富や能力を社会に還元したり、公平に分配するなどして、人々と交流してゆきます。

蟹座7度「月明かりの夜の2人の妖精」

安定した環境の中で「心の遊び」や「何らかの楽しみごと」を作り出す

蟹座は、1度~5度で個としてのエゴを放棄してゆきました。

そして、6度「巣を作る猟鳥」では、愛する人や家族などと過ごすための安定した場を作ることに邁進しました。

蟹座7度「月明かりの夜の2人の妖精」では、その反動で「外に出たい」と言う心の落差がでてきます。

隠れて楽しみを追求する人も、でてくるかもしれません。

しかし、それは、安定した環境を否定するものではなく、その環境の中で「多彩なキャラクター」を作り出すことになります。

松村先生の書籍より

月明かりの夜というのは、押し隠してきた気持ちが表面化してしまうシチュエーション。

心の遊びや、何らかの楽しみごとが出て来るのでしょう。

獅子座7度「空の星座」

世間を無視して、時代を超越した基準で生きようとする

獅子座は、第1グル-プ(1度~5度)で内面の火の力を活性化させ、そして、それが暴走するほど強くなってゆきました。

第2グル-プ(6度~10度)では、火の力を内向させ、創造的な力をためこんでゆくことになります。

獅子座は、6度「時代遅れの女と最先端の少女」で、自分と世間の間に横たわる「ギャップ」があることに気づきました。

しかし、孤高の獅子座は世間の価値観に振り回されたり、時代の流れに合わせたりはしません。

獅子座7度「空の星座」では、世間を無視して、時代を超越した基準で生きようとします。

細かいことは無視して「もっと大切なことに自分の人生を捧げたい」という意志が強まります。

乙女座7度「ハーレム」

支配する側・される側のような「落差」から受け取る恩恵

乙女座は、第1グループで明晰で実際的な視点を開発してきました。

続く第2グループでは、個人としての感性の育成をしてゆきます。

乙女座6度「メリーゴーランド」では、言葉の使い方や感情の表現の仕方を工夫して、遊びの感覚が出てきました。

乙女座7度「ハーレム」では遊びが高じて、ハーレムのように「支配する側」「される側」のような落差がでてきます。

これは依存関係ですが、その中で「自分の限界を突破する力」を得ることもできるかもしれません。

魔女っ子

松村先生は「差異から受け取る恩恵」とおっしゃっています。

天秤座7度「ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女」

守りの姿勢が出て来る

天秤座は、第1グループで自分の個性を確立し、他人との関係性に身を委ねてきました。

他者と自分との間に、壁をなくしたわけですね。

そのため、天秤座6度「男の理想が多くの結晶に変わる」では、自分の意志がそのまま周囲に伝えられ、すぐさま反応が生じるようになりました。

つまり、願望が形になってゆくようになったわけです。

しかし、天秤座7度「ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女」では、守りの姿勢が出て来ます。

自分の願望が実現すると、そこに「執着」が生まれます。

ですが、そうなると、今度はその執着を壊すために「反動」や「妨害」がやってくることになります。

それを克服するには、守りの姿勢を捨て去る必要があります。

蠍座7度「深海潜水夫」

人の心の奥に入り込んだり、重い題材に入れ込んだりする

蠍座は、1度~4度で「自分と他人を隔てる壁」を破り、深い交流をしようとしました。

しかし、5度「大きな岩場の海岸」では、個人だけでは動かせない「現実の壁」や「集団意識の壁」にぶち当たってしまいました。

そして、6度「ゴールドラッシュ」では、自分の安全を捨て、退路を断ち、夢に向かって飛び込んでゆきました。

蠍座7度「深海潜水夫」では、更に深いところにまで潜って行きます。

それは、集団意識や他者の心の深い部分であったりします。

そこには、大きな圧力差があり、強いプレッシャーがありますが、そこから「大きな活力」を引き出すことができます。

このサビアンシンボルの方は、相手の「心の奥」に入り込んで干渉したり、「重い題材」に入れ込んだりする人でしょう。

射手座7度「ドアをノックするキューピッド」

フェアプレイから抜け駆けし、そこから自分の新しい可能性を開いて行く

射手座は1度~5度で戦闘意欲を培い、6度「クリケットゲーム」では、フェアプレイで正々堂々と戦いました。

射手座7度「ドアをノックするキューピッド」では、フェアプレイから抜け駆けします。

フェアプレイだけでは楽しくないですし、自分の発展にとって限界を感じるのです。

そのため、この度数の人は「人に言えないようなこと」や「秩序を乱すようなこと」に目を向けるかもしれません。

そして、そこから自分の新しい可能性を開いて行きます。

山羊座7度「力のあるベールに隠れた予言者」

自分の属する共同体に対する発言力を持つが、その終末に対する勘も冴えてくる

山羊座は1度~5度で、共同体の中に同化し、実務的な力を発揮しようとしました。

そして、山羊座6度「暗いアーチのある小道と底にひかれた10本の丸太」では、まず自分が泥をかぶる形で、共同体の犠牲になりました。

山羊座7度「力のあるベールに隠れた予言者」では、その結果、共同体に対する発言力を持つことができます。

しかし、それは同時に「反発」も生みますので、その共同体への否定的な考えに取りつかれることもあります。

松村先生の書籍より

自分が属している環境に対して、その限界や終わりについての勘が冴えてくる。

水瓶座7度「卵から生まれた子供」

地上のルーツに縛られず、いかなることにも深入りしない

水瓶座は、1度~5度の第一グループでは、旧社会からドロップアウトし、理想の社会を追求しました。

第二グループでは、水瓶座らしいグローバルな自分を構築してゆきます。

水瓶座6度「ミステリー劇の演技者」では、要求されている役割を演ずることで、社会に一応の適応をしてきました。

水瓶座7度「卵から生まれた子供」では、社会に適応するのではなく、人間関係から距離を置き、どこにも深入りしない自分を作ってゆきます。

たとえば、

  • どんな仕事についても、職場に根付く直前でやめてしまう
  • 誰かと親密になっても、長期的な関係になりそうだと逃げだす

…など。

松村先生の書籍より

どんなローカルな性質にも染まりたくないと言う意志は「いかなることにも深入りしない」と言う気質を生みます。

この度数の方は、まるで、宇宙から直接生まれたかのごとく、地上のルーツに縛られません。

何を考えているかわからない人も多いでしょう。

魚座7度「岩の上に横たわっている十字架」

今までの立場を犠牲にしてまでも、新しい価値に飛び込んで行く可能性

魚座は1度~5度で、あらゆる「こだわり」や「価値観の境界線」を壊してゆきました。

そして、魚座6度「正装して行進している将校たち」では、何か大きな意義のあることに奉仕し、そのためには犠牲になっても良いと考えました。

つまり「イメージの世界」が物質の世界を先導することになったのです。

魔女っ子

松村先生は「霊主体従という価値の逆転が起きる」とおっしゃっています。

魚座7度では、そのような「普通ではない体験」をする可能性が出て来ます。

「限界を突破しよう」とする意志が働くので、今までの立場を犠牲にしてまでも、新しい価値に飛び込んで行く可能性があります。

このサビアンシンボルの方は、ともすると「自己保存欲」を捨ててしまうので、間違った方向に走ると危険です。




まとめ

今回は、サビアンシンボル「7度」の意味・特長・読み方を解説しました。

ホロスコープの7度は「落差による活動の意欲」と言うことになります。

良くも悪くも「振幅が大きい」感じがありますね。

魔女っ子

この記事は、松村潔先生の本を参考にさせて頂いてます。

  • 度数の意味は「ディグリー占星術」
  • サビアンシンボルの意味は「愛蔵版 サビアン占星術」

…がオススメです。

※どちらも占星術「中級者」向けです。

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